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[MOM956]流通経済大MF松永颯汰(3年)_「サッカーは結果がすべて」数字にこだわる男が大逆転導くドリブル弾

ゲキサカ / 2024年6月14日 22時41分

MF松永颯汰(3年=静岡学園高)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.8 関東大学L1部 流通経済大 3-2 国士舘大 味の素フィールド西が丘]

 大逆転を導く殊勲のドリブル弾。流通経済大のMF松永颯汰(3年=静岡学園高)の一発がチームを勢いづけた。

 流通経済大は4試合勝利なしで迎えた8日の国士舘大戦で、前半に痛恨の2失点を喫した。それでも「このままでは終われない。絶対に逆転するぞ」(松永)と気落ちすることなく後半に臨んだ。すると後半13分、DF根本健太(4年=東京学館高)のヘディングシュートで1点を奪取。そこからは流通経済大が押し込み続けた。

 そのなかで同点弾をもたらしたのが松永だった。後半20分、信頼を示すMF鈴木奎吾(3年=清水ユース)がボールを持つと、「絶対に有効的だと思っていた」背後を狙ってスプリント。やはりロングボールが届いた。松永はボールを受けると2度の切り返しで相手を完全に振り切り、そのまま左足でゴールネットを揺らした。チームはその後逆転に成功し、後半の3得点で5試合ぶりの勝利を手にした。

 松永は昨季チームトップの8ゴールを記録したほか、U-20全日本大学選抜ではアジア⼤学サッカートーナメントの決勝で得点し、SBSカップではMVPに輝いた。「結果を残せたのはよかった」と振り返るが、全く満足せず今季に臨んでいるという。

「チームはそこまでよくない順位(5位)で終わってしまった。今年はもっと自分が活躍して優勝までもっていくぞという気持ちで入った」

 リーグ優勝のため、個人として一つの目標になるのが2桁得点だ。この日のゴールで今季3ゴールとなったが「サッカーは結果がすべてだと思う」と強いこだわりを示して貪欲にゴールを狙う姿勢を示した。また、3年生になったことで将来への意識も高まっている。「結果を積み重ねて自分の目標であるプロに向かって突っ走っていきたい」。この勝利をきっかけにチームとしても、個人としてもさらなる飛躍を目指していく。

(取材・文 加藤直岐)
●第98回関東大学リーグ特集

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