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町田がルヴァン杯ベスト8進出! セットプレー2発で2戦合計上回る…C大阪は第1戦の2点差響いて敗退

ゲキサカ / 2024年6月9日 15時58分

DF昌子源が1ゴール ※写真は過去のもの

[6.9 ルヴァン杯POラウンド第2戦 町田 2-2 C大阪 Gスタ]

 ルヴァンカップは9日にプレーオフラウンド第2戦を行った。FC町田ゼルビアとセレッソ大阪の対戦は2-2のドロー。2試合合計で町田が5-3と上回り、プライムラウンド進出が決まった。準々決勝第1戦は9月4日、第2戦は8日に行われる。

 5日の第1戦は町田が3-1で勝利した。先制はC大阪でFWジョルディ・クルークスがミドルシュートを沈めた。しかしその後は町田が押し込むと、後半で立て続けに得点を決めて逆転する。終盤にはFWエリキがダメを押し、2点差で第2戦に持ち込んだ。C大阪は先発を8人変え、DF田中駿汰がボランチではなくCB起用となった。代表活動で主力を多く欠く町田だが、スタメン変更は3人のみ。DF昌子源、MF仙頭啓矢、MF林幸多郎が復帰した。[両スタメン&布陣]

 3点差以上で勝つしかないC大阪に対し、町田はセットプレーで序盤からスコアを動かす。前半4分、MF下田北斗が右CKからグラウンダーのパスをニアサイドに送ると、仙頭が相手選手を阻み、フリーになったFWナ・サンホが右足シュート。ゴール右隅に突き刺し、早々に先制ゴールを決めた。

 その後も主導権を握る町田は前半21分に追加点。再び右CKを下田が蹴ると、ニアサイドの望月が囮になる。ゴール前でフリーになった昌子が体で押し込み、2-0と点差を広げた。

 2試合合計1-5になってしまったC大阪は、前半26分に1点を返す。FWルーカス・フェルナンデスのクロスがFWレオ・セアラに当たると、そのボールが昌子のオウンゴールを誘発した。さらに同36分に2点目。DF奥田勇斗がPA手前で横にパスを出し、レオ・セアラがダイレクトでPA右に浮き球パス。最後はMF上門知樹が得意のシュートでGK福井光輝の股下を射抜き、2-2とした。

 前半は2-2で終了。2試合合計で5-3とリードを保つ町田は、ハーフタイムで交代カードを使う。仙頭を下げ、MF柴戸海を投入した。後半13分には先制点を決めたナ・サンホに代え、FW藤本一輝を出場させた。

 後半15分、C大阪がチャンスを作る。右サイドライン際でL・フェルナンデスがFKを蹴り、PA手前に送る。待ち構えた上門が右足ダイレクトで合わせると、ゴール枠内に飛んだボールはGK福井の好セーブに遭った。

 両チームは後半18分に交代枠を使用。町田はエリキが下がり、オーストラリア代表の活動から早期帰還したFWミッチェル・デュークが出場。C大阪は上門とブエノに代えて、FW北野颯太とMF清武弘嗣が入った。2試合合計の点差を守る町田と、追いかけるC大阪は、その後も交代カードを使いながら試合を運んでいった。

 2-2のまま試合は終了し、町田が2試合合計5-3でプライムラウンドの準々決勝進出が決定。C大阪は第1戦の点差が響いた形となった。

(取材・文 石川祐介)
●ルヴァン杯2024特集

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