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新潟が9年ぶりルヴァン杯ベスト8進出! 敵地で長崎とドローも2戦合計3-2で勝利

ゲキサカ / 2024年6月9日 20時12分

新潟がルヴァン杯8強へ

[6.9 ルヴァン杯POラウンド第2戦 長崎 1-1 新潟 トラスタ]

 アルビレックス新潟(J1)がルヴァンカップのプライムラウンド準々決勝進出を決めた。プレーオフラウンド第2戦が9日に開催され、敵地でV・ファーレン長崎(J2)と1-1のドロー。2試合合計スコアを3-2とし、2015年以来9年ぶりのベスト8入りを果たした。

 5日にデンカビッグスワンスタジアムで行われた第1戦は、ホームの新潟が2-1で勝利。中3日で実施された第2戦は、逆転を目指す長崎がゴールへ迫る展開となった。

 前半11分、ペナルティエリア手前中央でFWマルコス・ギリェルメのパスを受けたMFマテウス・ジェズスが左足でグラウンダーのシュート。しかし、右ポストに嫌われる。

 前半44分には右サイドのDF増山朝陽がクロスを送り、M・ギリェルメがヘッドで合わせるが、山なりのシュートはクロスバーに当たった。

 雨が激しくなった後半も攻勢を続ける長崎。開始5分にM・ギリェルメのパスからペナルティエリア中央のFW笠柳翼に決定機が訪れるも、右足のシュートはGK阿部航斗の正面を突く。後半16分にはFWエジガル・ジュニオの左足のシュートがわずかにゴール左上へ外れた。

 一方の新潟もFW長倉幹樹やMF谷口海斗が惜しい場面を迎えたが、得点には至らない。すると後半26分に長崎がゲームを動かした。

 ペナルティエリア手前左のM・ギリェルメが中央へ斜めのパスを送り、M・ジェズスがスルー。ボックス内の右にいたMF加藤大がワンタッチで折り返すと、中央で合わせにいったE・ジュニオが相手ともつれ、そのボールがネットを揺らした。

 記録はオウンゴールとなり、トータルスコアは2-2。さらに後半32分、カウンターからM・ジェズスが左足で強烈なミドルシュートを放ち、GK阿部に弾かれたボールをM・ギリェルメが右足で蹴り込む。しかし、オフサイドの判定となった。

 新潟にとっては嫌な流れだったが、これを払拭したのは長倉。後半35分、MF秋山裕紀がペナルティエリア後方の右から右足で正確なクロスを送ると、24歳FWがヘディングでゴール左に突き刺し、2戦合計3-2とする勝ち越し弾を奪った。

 そのまま逃げ切った新潟が準々決勝に進出。長崎はジュビロ磐田戦、浦和レッズ戦に続く3度目のJ1クラブ撃破とはならなかった。
●ルヴァン杯2024特集

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