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シリア戦に燃える南野拓実「ただの消化試合ではない」リーグアンで完全復活もなお残るアジア杯の悔い

ゲキサカ / 2024年6月9日 20時11分

 またフィニッシュに関わる動きに関しては、日本代表で新たに採用が進む3バックの新システムも前向きに働きそうだ。南野にとって3-4-2-1はモナコで慣れ親しんだシステム。「システムがもし3バックで行くなら2シャドーはモナコでもやっているポジションなので、スムーズに適応できると思う」。出場なしに終わったミャンマー戦(◯5-0)でも具体的なイメージをふくらませながら試合を見ていたという。

「狭いエリアでプレーするのが上手い選手が揃っているので、相手を広げつつ中で勝負するところはチームとしても忘れたくないというのをチーム内で共有している。そこは前の試合でも良い部分があったし、その中で自分が入れば、斜めのランニングでボックスの脇のスペースを突いていけるなというところも感じながら見ていた」

 そうしたイメージの具現化が試されるシリア戦は、アジア杯の悔しさを晴らす意味でも重要な一戦となる。シリアはアジア杯決勝トーナメント1回戦で、イランと延長PK戦の死闘を繰り広げた難敵。今回は日本戦の結果次第で2次予選敗退の危機に瀕しているため、高いモチベーションで臨んでくることが予想される。

 日本にとっては何もかかっていない一戦という見方もあるが、南野の中にそうした考えはない。「今年最初にはアジア杯で悔しい経験もしし、そういう意味でシリアはすごくいい相手。ああやってシンプルに前にプレーしてくる相手に対して僕らが解決策を出さないといけない。相手も必死にくると思うし、アジア杯では死に物狂いで来る相手にのまれた部分もあった。自分たちにとってただの消化試合ではない。しっかりと勝ちにこだわってやれれば」と並ならぬモチベーションで臨む構えだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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