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広島新スタに感銘受けた久保建英「僕の欲望を言っちゃうと、国立もサッカー専用になってくれれば」

ゲキサカ / 2024年6月10日 19時0分

新スタジアムを見渡す日本代表MF久保建英(ソシエダ)

 北中米W杯アジア2次予選・シリア戦(11日)を翌日に控える日本代表MF久保建英(ソシエダ)が10日の練習後、報道陣の取材に応じた。この日は今年2月に開業したばかりの試合会場エディオンピースウイング広島での初練習。久保は新スタジアムの雰囲気に賞賛を送った後、国立競技場(東京都)のサッカー専用スタジアム化への願いも口にした。

 久保はスタジアムに入った直後から客席を大きく見渡し、新しいサッカー専用スタジアムの雰囲気に感銘を受けた様子。「色は全然違いますけど、ちょっと客席の感じがノエビアスタジアム(神戸市)に似てるなって。新しくていいですよね」と好感触を述べつつ、「(森保一)監督も言っていましたけど、日本にこれを機にどんどん街中にサッカー専用スタジアムが建ってくれれば」と願いを語った。

 さらに続けて「あわよくば僕の欲望を言っちゃうと、国立もサッカー専用スタジアムになってくれればと思っています」と現在は陸上トラックがある国立のサッカー専用化にも言及。久保は5月29日、所属先のソシエダの一員として国際親善試合・東京ヴェルディ戦を国立で戦っていたが、その際にも雰囲気の違いを感じていたようだ。

「キャパはすごく入るし、立地もいいので、ファンも入るけど、見に来ているファンからするとちょっと遠い部分もあると思う。この前も何人かの友達にちょっと遠いかなっていうのは言われたので、あれが近くなればよりサッカーの臨場感があると思う」

「例えばCKを蹴る時もトラックがあるかないかで全然変わってきますし、トラックがあると(観客が近くで見るためには)特別ブースを設置しないといけない。トラックがなかったら1列目のファンが最前列で見られるわけですし、そういったところもサッカーを発展させていく。こういうスタジアムができているのはポジティブに捉えたいですね」

 その一方、久保は「それはやっぱり僕たちが結果、内容で見せていった上でじゃないと要求もできないと思うので、まずは明日の試合でいいプレーができればなと思います」と述べ、サッカー選手という立場から機運を高めていく姿勢も強調した。

「間違っているかもしれないけど、僕の中ではまたサッカー人気が日本に出てきていると思うので、この波に僕たちも乗らせてもらって、しっかり結果と内容でもっともっと選手個人としても代表としても成長して、もっとサッカーが地域として根付いていけばいいかなと思います」。まずは自身のプレーで日本サッカー界の発展に尽力していくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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