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20年ぶり広島での代表戦に燃える“ご当地GK”大迫敬介「結果と自分のプレーを表現したい」

ゲキサカ / 2024年6月10日 19時54分

日本代表GK大迫敬介

 日本代表GK大迫敬介(広島)が20年ぶりに広島で開催される日本代表戦に向けて、気持ちを高ぶらせている。W杯アジア2次予選の最終戦となるシリア戦を翌日に控え、所属クラブの本拠地でもあるエディオンピースウイング広島での公式練習を終え、「まずは試合に出て活躍できればと思う」と意気込みを語った。

 森保一監督はシリア戦に向けた会見で、6日のミャンマー戦と同じ3バックを採用することを明言している。ミャンマー戦をベンチで見た大迫は「ミャンマーはブロックを引いていて、崩すのは難しかったが、自分たちもブロックを崩す工夫をした。その中で点を取ったのはチームとしてポジティブだった。これから先、ブロックを引いてくる相手もいると思うので、いいシミュレーションになったと思う」と指摘した。

 そのうえで、「(3バックは)広島と同じフォーメーションなので慣れもあるし、代表選手個人の特徴も分かっている。その特徴を生かしながら、自分の強みも発揮したい」と試合のイメージを語った。

 日本代表が広島で国際Aマッチを戦うのは、ジーコ監督が指揮を執った2004年7月の国際親善試合・スロバキア戦以来、実に20年ぶりだ。現在24歳の大迫にとってはあまりにも遠い過去の話とあって、「違和感がありますね」と苦笑いしながらも、「サッカー専用スタジアムで代表として戦えるのは幸せ」と喜びは大きい。

 もちろん、相手の戦術についても分析している。シリアとは昨年11月21日にサウジアラビアのジッダで対戦。日本が5-0で勝利した試合では守備ブロックを敷いてきたが、日本に来る前の6日の試合で北朝鮮に敗れたことで2次予選敗退の危機に直面しており、勝ち点3を奪うべく、前から来る可能性が出てきている。

 大迫は「前線に競り合いに強い選手がいるので、そこをめがけてロングボールも多くなるかなと思う」と警戒。「だからこそ、出てきた裏のスペースを突いていければひっくり返せるチャンスはあると思う。上手く相手を見ながらやりたい」と語った。

 日本は年明けのアジアカップで中東勢のロングボールに苦しんでおり、シリアも同じようにロングボールを放り込んでくる可能性もあるが、「ラインコントロールだったり、マークのところは自分のコーチングでできるところだし、ハイボールには自信がある」と対応に不安はない。

 大迫は右手首の骨折により、1月のアジアカップに選出されず、代表復帰した3月はアウェーでの北朝鮮戦が中止(没収試合)となったこともあり、出番がなかった。今回のシリア戦に出場すれば、昨年11月16日のミャンマー戦(○5-0)以来、約7か月ぶりの代表戦。「結果(を出すこと)や、自分のプレーをしっかりと表現できれば嬉しい」と力強く前を向いていた。

(取材・文 矢内由美子)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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