俯瞰で見た3バック初陣に久保建英「誰が見ても彼が一番良かった」アジア杯の教訓も踏まえシリア戦へ
ゲキサカ / 2024年6月10日 22時31分
久保は「負けてしまった最後の試合(準々決勝のイラン戦)は後半始まる前からロングボールばっかり相手が蹴ってきて、僕としては楽しくなかったし、すごく難しいゲームだった」と振り返りつつ、「その中でもみんなで跳ね返して、僕たちはロングボールは多用せず、しっかり繋いでというのをどの相手でもできるようになれば」と改善点を見つめる。
またその上であえて高い視座を掲げていた。
「かといってたぶん僕らより強い相手がロングボールを蹴ってくることはないと思う。最終予選はロングボールを蹴ってくるチームがいると思うけど、僕らが見ているのはもっと先だと思うので、ロングボールごときといったらよくないけど、単純で単調な相手の攻撃に惑わされないようにしっかり準備したい」
ロングボール対策への心構えもできているようだ。
「正直ロングボールを競るのは僕の仕事ではないので、こぼれのところを積極的に拾っていくのが僕含めた中盤から前の仕事だと思う。ああいうのを蹴ってくる場合はDFの選手をしっかり信頼して、しっかりセカンドボールを拾って、なおかつ落ち着かせる。ロングボールを簡単に後ろの選手に返してしまうと、今度は僕らが蹴らないといけない展開になるので、ロングボールを蹴ってくる場合はなんとか前を向いて落ち着かせるプレーをしたいなと思います」
アジア杯の教訓も活かしつつ、新システムでのトライを続けるシリア戦。シャドーでの起用が見込まれる久保は「最終予選の前に2次予選をやるメリット、デメリットがあると思うけど、メリットの一つはこうやって早く突破を決めた時、さまざまなオプションをトライできるのが一つのメリット。これがもちろんファーストチョイスではないと思うけど、あくまでもオプションを広げるところではすごく良い感じになっている。これがファーストチョイスならまだまだ改善点はたくさんあると思うけど、オプションとして一時的に相手によって使い分けるという良いトライだと思う」と3バック布陣のテストに前向きな印象を述べつつ、「2試合目は違った選手が出ると思うし、1試合目の改善点を踏まえて修正できるところはあったので、それを形にしていければ」と意気込んだ。
(取材・文 竹内達也)
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