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京都決勝で惜敗。大谷の注目FW太仁紫音は決断できなかったことを反省、冬は自分のゴールで全国へ

ゲキサカ / 2024年6月11日 20時20分

大谷高の注目FW太仁紫音(3年=京都JマルカFC出身)が強引にDFを突破する

[6.9 インターハイ京都府予選決勝 東山高 1-0 大谷高 サンガスタジアム by KYOCERA]

 注目ストライカーがより良いプレーをし、結果を残すことを誓った。大谷高FW太仁紫音(3年=京都JマルカFC出身)は、インターハイ京都府予選決勝で存在感のある動き。トレーニングで克服してきたヘッドで競り勝ち、前半には素早いリスタートからシュートへ持ち込んだ。

 後半7分には、左サイドへの抜け出しからドリブルで中へ。相手CBを強引に突破して右足を振り抜いた。ボールはゴール左を捉えたが、相手GKの好セーブによって得点にはならず。それでも、太仁は前線で起点となり、サイドへの展開でチャンスメークするシーンもあった。

 一方で、「打っとけば良かったなっていうところはありました」と悔やんだのが、後半33分に左サイドからドリブルでPAへ侵入した場面。角度が少なかったことは確かだが、シュートを打てるタイミングを逸し、DFのタックルによって打ち切れなかった。

 強敵相手に、シュートを打つ決断力の不足を実感した。チームは、後半アディショナルタイムにわずかな隙を突かれて失点し、惜敗。我慢強く無失点を続けていたチームのために、「自分が決めとけば良かった」。裏抜けの本数や、強さを見せた競り合いでも「自分的にはもっとできたんかなって」という感覚。エースストライカーとして、チームを勝たせられなかったことを悔しがった。

 前線でのボールキープや裏抜けを得意とし、高い得点力を備える太仁は今年1月の「U17地域トレーニングキャンプ関西」でびわこ成蹊スポーツ大相手に2ゴール。関西のタレントたちとの紅白戦でも2ゴール2アシストと結果を残して自信をつけた。その後も向上心を持ち続けて取り組み、今大会は3回戦、4回戦で2試合連続2ゴール。V候補・京都橘高との準々決勝では決勝点をマークしている。

「負けたくないので、やっぱりみんなに認められる存在っていうか、もっと自分を知って欲しいので、もっといいプレーができたら、結果を残せたらなと思います。全国のチャンスっていうのはまだあるし、プリンス(リーグ関西)に、1個上のステージに上げるっていうのが目標やから、チームとしてはそこを取りに行きたい」。まずは、間もなく再開する京都府1部リーグで勝利に貢献すること。そして、選手権予選では自分のゴールで全国切符を勝ち取る。
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(取材・文 吉田太郎)

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