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中村&堂安の攻撃的WBも躍動!! 3バック使い分けた森保J、W杯2次予選24得点0失点で6戦全勝突破

ゲキサカ / 2024年6月12日 0時57分

 そのまま迎えた後半開始時、森保一監督は中村に代わってDF伊藤洋輝を投入。フォーメーションを4-1-4-1に変更し、4バックは左から伊藤、町田、板倉、冨安の並びで、アンカーに遠藤、インサイドハーフに田中と久保、サイドハーフが左に南野、右に堂安、1トップに上田という布陣になった。

 その後は選手同士の距離感が遠くなり、攻撃の回数が減少。後半15分には久保の右足クロスからようやく決定機を作ったが、南野のヘディングシュートはGKに阻まれると、同17分にも久保のパスを受けた南野の左足シュートが惜しくも左に外れた。そして同17分、久保と遠藤に代わってMF相馬勇紀とMF鎌田大地を投入。相馬は左サイドに入り、南野がトップ下、鎌田と田中のダブルボランチという並びになった。

 日本は後半23分、左サイドを突破した相馬のクロスによって生まれたこぼれ球を南野が拾い、ラストパスから上田が振り向きざまのシュート。これはGKに阻まれると、直後の堂安の右CKに町田がヘディングで合わせたが、叩きつけたボールがバウンドしてゴールマウスを越えていき、これもゴールにつながらない。

 さらに後半25分、堂安のラストパスに反応した相馬の決定機もGKに阻止されたが、同27分に再び決定機。鎌田の浮き球スルーパスに抜け出した相馬がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得した。日本はここで田中に代わって地元広島所属のMF川村拓夢を投入。そして同28分、このPKを相馬がしっかり決め切り、4-0とした。相馬はカタールW杯直前の22年11月に行われたカナダ戦以来の得点で、国際Aマッチ通算5点目となった。

 日本は後半31分、大迫に代わってGK谷晃生(町田)を投入。これで今回の招集メンバーでは2試合連続ベンチメンバー外のDF長友佑都(FC東京)を除いた25人全員がピッチに立つ形となった。

 なおも攻める日本は後半40分、伊藤のアグレッシブな押し込みから南野が追加点を挙げ、これで5-0。昨年11月にサウジアラビア・ジッダで行われたアウェーゲームと同じスコアに持ち込んだ。試合はそのままタイムアップ。日本はロシアW杯予選以来2大会ぶりの無失点、また史上初となる全勝無失点での2次予選突破を果たし、9月開幕の最終予選に弾みをつけた。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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