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「縦突破の意識」が結実した先制アシスト!左WBで連続先発の中村敬斗が前半のみのプレーで2ゴール演出

ゲキサカ / 2024年6月11日 22時48分

日本代表MF中村敬斗

[6.11 W杯アジア2次予選 日本 5-0 シリア Eピース]

 フル出場で2ゴールを挙げた6日のミャンマー戦(○5-0)に続く連続先発で貴重な先制アシストを記録した。左ウイングバックで先発した日本代表MF中村敬斗(スタッド・ランス)は前半13分、左サイドでMF南野拓実からパスを受けると、迷わず縦に突破。左足のピンポイントクロスにFW上田綺世が頭で合わせ、幸先よく先制点を奪った。

「縦突破の意識は最近出ていて、それがアシストにつながってよかった。試合前から上田選手とは『クロスを上げてほしい』『中で待っていてほしい』と話していた」。今シリーズで取り組む“攻撃的3バック”において、ウイングタイプのドリブラーが入るウイングバックは攻撃のキーポイント。2ゴールを決めたミャンマー戦に続く連続ゴールとはならなかったが、再三のドリブル突破でチャンスを作り、追加点の起点にもなった。

 前半19分、GKからのビルドアップで中村が自陣左サイドでパスを受けると、中央でフリーになったMF久保建英を見逃さず、絶妙なスルーパス。久保が中央を持ち上がり、MF堂安律の追加点につながった。

「ビルドアップで自分が少し低い位置で受けて前で組み立てるというのは練習でもやっていた。あの斜めのパスは久保選手の声も聞こえていたし、右足で速いパスを付けられたのは良かった」

 狙い通りの形で2-0とリードを広げ、前半22分にもオウンゴールで加点。中村は3-0で折り返したハーフタイムでお役御免となったが、45分間のプレーながら試合を決定づけるのに十分なパフォーマンスだった。

 アウェーでのミャンマー戦から長距離移動を挟んで中4日の連戦。FW前田大然が右足の張りを訴えて欠場するアクシデントがあったとはいえ、チームとして先発9人を入れ替える中、ミャンマー戦にフル出場していた選手の中では唯一の連続先発となった。

「90分出たあとだったけど、ミャンマー戦は手応えがあったし、今日も出たい気持ちが強かった」。タフさも発揮した6月シリーズ。9月に始まるアジア最終予選を前に、MF三笘薫不在の左サイドで圧倒的な存在感を見せつけた。

(取材・文 西山紘平)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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