J1王者の貫禄を示して天皇杯3回戦へ! 神戸が富山に完勝で3週間前の“悪夢”を払拭

神戸が富山に2-0で完封勝ち

[6.12 天皇杯2回戦 神戸 2-0 富山 ノエスタ]

　天皇杯2回戦が12日に行われ、ヴィッセル神戸(J1)は本拠地でカターレ富山(J3)を2-0で退けた。

　両チームは5月22日のルヴァンカップ1stラウンド3回戦でも対決し、PK戦の末に富山が勝利。リベンジを目指す神戸は前半15分に先制した。

　MF井手口陽介のスルーパスからMF飯野七聖が右サイドを駆け上がり、マイナスに折り返す。このボールに近寄ったFW宮代大聖はシュートと見せかけ、華麗なターンでマークを外すと、左足で落ち着いてゴール左に流し込んだ。

　後半15分には宮代の縦パスをFW佐々木大樹がワンタッチで左へはたき、受けたMFジェアン・パトリッキがペナルティエリア左へ。左足でゴール右に決め、リードを2点に広げた。

　神戸は昨季J1王者の貫禄を示し、そのまま2-0で完封勝ち。富山は前回対戦の再現は叶わず、2回戦敗退となった。
●第104回天皇杯特集