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柴崎岳のクロスから鈴木優磨が決勝ヘッド! 奈良に“珍ゴール”許した鹿島、接戦を制して天皇杯3回戦進出

ゲキサカ / 2024年6月12日 21時14分

鹿島を率いるランコ・ポポヴィッチ監督

[6.12 天皇杯2回戦 鹿島 2-1 奈良 カシマ]

 天皇杯2回戦が12日に開催され、鹿島アントラーズ(J1)はホームで奈良クラブ(J3)に2-1で競り勝った。

 鹿島がスコアを動かしたのは前半21分。FWチャヴリッチが右サイドの深い位置で粘ってキープした流れから攻撃を作り直し、MF柴崎岳がペナルティエリア右にパスを出す。MF樋口雄太がスルーし、これを受けたチャヴリッチが右足で豪快にニアを破った。

 しかし、MF知念慶が負傷でピッチを退いた直後の前半41分、奈良DF吉村弦が右サイドからクロスを送ると、左ポストとGK山田大樹に当たってゴールラインを割り、1-1の同点となった。

 思わぬ形で追い付かれた鹿島だったが、ハーフタイム明けから投入されたFW鈴木優磨がすぐに仕事を果たす。後半8分、右サイドから柴崎が入れたクロスに飛び込み、豪快なヘディングでネットを揺らした。

 その後、鹿島は相手に反撃を許さず、2-1で逃げ切りに成功。奈良は敵地で勇敢な戦いを見せたものの、惜しくも2回戦で敗退した。
●第104回天皇杯特集

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