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横浜FMが苦戦の末に天皇杯3回戦へ…J3岐阜に終盤逆転許すも後半ATに同点、PK戦を制す

ゲキサカ / 2024年6月12日 21時52分

横浜FMが苦戦の末に天皇杯3回戦へ…J3岐阜に終盤逆転許すも後半ATに同点、PK戦を制す

[6.12 天皇杯2回戦 横浜FM 2-2(PK5-4) 岐阜 長良川陸]

 天皇杯は12日に2回戦を行った。横浜F・マリノス(J1)とFC岐阜(岐阜)の対戦は2-2で延長戦の末、横浜FMがPK戦を5-4で制した。

 互いにチャンスを作りながらもスコアは動かない。岐阜は前半29分、右CKからMF萩野滉大が折り返し、最後はDF甲斐健太郎がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。しかし主審の笛が鳴ってノーゴール。相手方のファウルとみなされた。

 前半をスコアレスで折り返すと、横浜FMは後半から交代カードを使って攻勢を強めていく。後半36分に待望の先制ゴール。右サイドからFW水沼宏太が鋭い切り返しから左足でクロスを上げる。PA中央でFW植中朝日が頭で合わせ、ゴールに流し込んだ。

 しかし、岐阜もすかさず同点に追いつく。後半39分、敵陣PA内に浮き球を送ると、FW田口裕也がヘディングでファーサイドに飛ばす。GKポープ・ウィリアムにはじかれたボールをMF新垣貴之が押し込み、1-1とした。

 さらに後半44分に試合がひっくり返る。後方からのロングボールに田口が抜け出す。GKポープの飛び出しをかわし切り、無人のゴールに流し込んだ。2-1と逆転に成功した。

 だが、横浜FMも意地を見せる。試合終了10秒前にFW井上健太が右足シュートを決める。2-2と追いつき、延長戦に突入した。

 延長戦でも決着はつかず、PK戦に突入。横浜FMが5-4で勝利を収めた。
●第104回天皇杯特集

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