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市立船橋DF岡部タリクカナイ颯斗主将が2戦連発。「もっともっとやれる」ことを示す

ゲキサカ / 2024年6月14日 9時56分

市立船橋高DF岡部タリクカナイ颯斗主将(3年=柏レイソルU-15)は相手のパワフルな攻撃を跳ね返すなど攻守で勝利に貢献

[6.12 インターハイ千葉県予選準決勝 東京学館高 1-2(延長)市立船橋高 東総運動場]

 ボランチ、FWとしてもプレーしてきたセンターバック(CB)が2試合連続ゴールを決めた。前半9分、市立船橋高はセットプレーの流れからPAでFW伊丹俊元(3年)が競り勝ち、ボールはDF岡部タリクカナイ颯斗主将(3年=柏レイソルU-15)の下へ。岡部はコントロールから右足シュートをゴール左隅へ流し込んだ。

後半残り3分に同点ゴールを決めた準々決勝に続き、2戦連発。「(最近、自分のところに)ボールが来る。今日とかはボールが折り返して自分のところ来たんで、打ったら入ったみたいな感じです。なんかラッキーな。ツイているのか分からないですけど、点が取れるのは凄い嬉しい」と微笑んだ。

 ただし、主将は「点は取れてますけど、この大会通してそれ以外のところで言うと、やっぱり本来の自分の力が全然出せない」と首を振る。相手のロングスローやCKに対してゴール前で競り勝っているものの、「守備のところとか、ビルドアップ、キックとかも本来もっともっとやれるんですけど、やっぱり出し切れてないっていうのは、まだ自分の力不足なところだと反省しています」と自己評価は厳しかった。

 プレミアリーグEASTは開幕8試合未勝利。自分がもっと守備範囲広く守らなければならないと感じていた。「プレミアは本当に難しい試合ばっかですけど、その中で、一人で守ることはもちろんできないですけど、やっぱり自分がもっと広い範囲を守らないといけないのかなと思います」。16日のインターハイ予選決勝では、そのプレミアリーグEASTで無敗首位の流通経済大柏高と戦う。

「(チームとしても)今までの試合のクオリティで決勝戦に臨んだら間違いなく勝てないと思うんで、そこは今日から決勝に向けて自分たちが変わっていかないといけないかなと思います」。堅守・市船の力が試される一戦。「相手は凄い攻撃力のあるチームなんで、そこをいかに守って、チャンスは少ないかもしれないですけど、そこで決めきれるかどうかっていうのは凄い大事かなと思います」。自分も「もっともっとできる」ことを証明する戦い。失点ゼロにこだわりながら、自分もゴールを目指して千葉県予選3連覇を果たす。

(取材・文 吉田太郎)

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