3度目五輪の熊谷紗希が主将…初優勝W杯で起用した佐々木則夫女子委員長「キャプテンとしても逸材」
ゲキサカ / 2024年6月14日 14時9分
パリオリンピックに臨む日本女子代表(なでしこジャパン)メンバーが14日に発表され、DF熊谷紗希(ローマ)が自身3度目の五輪メンバー入りを果たした。池田太監督はメンバー発表会見で熊谷をキャプテンに指名。「本人に話しているわけではなく、意思の確認はしていないが」と前置きしつつ「チームをずっと引っ張ってきている熊谷選手にチームをまとめてもらおうかと思っている」と信頼を寄せた。
今回招集されたメンバーでは、2011年女子ワールドカップ優勝を経験した唯一の選手だ。五輪は12年ロンドン大会の銀、21年東京大会ベスト8を経験。今大会が3度目の五輪になる。16年リオ大会は予選敗退という悔しさも味わい、17年からなでしこジャパンの主将に就任。悲願の金メダルに向け、再びチームをけん引することになった。
会見に同席した日本サッカー協会(JFA)女子委員長の佐々木則夫氏は、監督として熊谷を起用して女子W杯優勝を成し遂げた。熊谷のことは15歳から知る。
「初めてJFAが北海道でナショナルトレセンU-15を開催したときに出会って、元気な子だなと。関心を持っていたらスクスクと伸びた」(佐々木委員長)。高校2年でなでしこジャパンに初選出されると、ここまで151試合に出場。佐々木女子委員長はその逞しさに目を細める。「本当に自分にも厳しく、周りを鼓舞する。キャプテンとしても逸材だなと。ここまでしっかりと海外を経験しながらよくやってくれた。僕自身もうれしく思っている」と心境を語った。
熊谷をキャプテンに指名した池田監督は「彼女の経験はこのチームの財産」とその理由を口にする。「オリンピックでいろんな想定外のことが起きたときでも、いろんな対応ができる。年齢に関係なく、フラットにコミュニケーションを取り、チームを引っ張ってもらえれば」と期待を込めた。
(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
初の外国人「イケオジ監督」はなでしこを復活させられるか?ニールセン氏の懸念材料を関係者が指摘
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月19日 9時26分
-
初来日で感銘「素晴らしい国」 なでしこニールセン新監督が就任会見「夢だった」
FOOTBALL ZONE / 2024年12月18日 16時21分
-
なでしこ初の外国人監督は“イケオジ”…ニルス・ニールセン新監督の手腕と評判
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年12月14日 9時26分
-
なでしこJ初の外国人監督が誕生!! マンCで清水、山下ら獲得したニールセン氏に佐々木女子委員長「日本の試合を数多く見ていただいている」
ゲキサカ / 2024年12月12日 20時0分
-
なでしこジャパンが初の外国人監督に!デンマーク人指揮官のニールセン氏が就任「ワクワクしています」
超ワールドサッカー / 2024年12月12日 18時50分
ランキング
-
1ラグビー用語を大幅変更 ノックオン→ノックフォワード、姫野の代名詞ジャッカルはスティール…順次変更を実施
スポーツ報知 / 2025年1月8日 22時31分
-
2尚弥 延期グッドマン戦へ「最高の仕上がり」負傷した挑戦者の左目上は狙う?「当たり前じゃないですか」
スポニチアネックス / 2025年1月8日 19時18分
-
3上原浩治氏が元同僚左腕の訃報に絶句「何があったんだよ…」 元オリオールズのマティス氏が37歳で死去
スポーツ報知 / 2025年1月8日 17時25分
-
4ドラフト1位以外も逸材続々…セの注目新人は 大学から投手転向の“異色の剛腕”も
Full-Count / 2025年1月8日 17時58分
-
5J1新ユニが「過去一かっこいい」 “始祖鳥エンブレム”採用に「買う以外の選択肢はない!」
FOOTBALL ZONE / 2025年1月9日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください