物議醸したアジア2次予選最終節“カタールの1ミリ”…韓国人主審は誤審疑惑を否定「正しい判定だと思う」
ゲキサカ / 2024年6月14日 19時14分
北中米ワールドカップアジア2次予選最終節・カタール代表対インド代表のゴール判定をめぐる誤審疑惑に、この試合を担当した韓国のキム・ウーサン主審は「正しい判定だと思う」とコメントしたようだ。韓国メディア『KBS』が伝えている。
物議を醸したのはインドの1点リードで迎えた後半28分、カタールがFKからゴールを奪ったシーン。MFユセフ・アイマンのヘディングシュートがGKの手を弾き、ボールはゴール左の枠外へと流れる。そのままゴールラインを割ろうとしたが、DFハシミ・アルフセインが足裏でボールをピッチに引き戻すとアイマンが押し込んだ。
これに対してインドはすでにボールが外に出ていたことをアピールするも、韓国の審判団はインプレーだったと判定した。いわゆる“三笘の1ミリ”と同じような事象となり、猛抗議も実らずカタールの得点が認められた。追いつかれたインドは勝てば最終予選に進出できたが、その後逆転を許して1-2で敗戦。無念の敗退が決まった。
もっとも2次予選にVARは適用されておらず、ゴールラインの延長線上にカメラも無かったため実際にボールが外に出ていたかを映像から判断することは困難。それでも全インドサッカー連盟(AIFF)は明暗を分けた同点ゴールの判定に憤りを示しており、AFCや国際サッカー連盟(FIFA)などに対して「重大な誤審を調査するように要請した」と声明を発表している。
そうしたなか、この試合の主審は地元メディアに対して「間違いなくボールはラインにかかっていたと考えている」と見解を表明した。試合後に映像を何度も確認したといい、ゴール裏の映像から「疑いはない」と判断したようだ。また、ボールが外に出たかは基本的に副審の管轄でもあるため「彼には良く判断したと称えた」と同僚を擁護した。
『KBS』は韓国サッカー協会(KFA)も正しい判定だったと考えていることを伝えている。KFA役員は「難しい場面で良い判定を下した。心配するな」と審判団を励ましたようだ。
●北中米W杯アジア2次予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「三笘の1ミリ」「マラドーナの神の手ゴール」は“ビデオ判定の有無”が生んだ? それでもサッカー審判が「機械だけには任せられない」理由
NEWSポストセブン / 2024年6月23日 11時15分
-
「いかに納得してもらえる判定をするか」物議醸した水戸vs長崎のPK判定…VARなしでの判定変更にJFA審判委員会が見解「プロセスが良くなかった」
超ワールドサッカー / 2024年6月19日 16時30分
-
VAR未導入のJ2水戸vs長崎で起きた物議のPK判定変更…JFA審判委が経緯説明「プロセスが良くなかった」
ゲキサカ / 2024年6月19日 15時9分
-
「審判追放せよ」 W杯アジア2次予選“誤審疑惑”波紋…まさかの得点認定「八百長の証拠ない」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月13日 7時20分
-
“1ミリ”判定で敗退…アジア予選“疑惑”のゴールに海外物議「明らかなイカサマ」「判断は難しい」
FOOTBALL ZONE / 2024年6月13日 6時30分
ランキング
-
1【巨人】「若い選手見習った方がいい。なんとかしようと思っているのが見える」阿部監督、V打の山崎伊を絶賛…一問一答
スポーツ報知 / 2024年6月25日 21時29分
-
2大谷あるぞ三冠王! 不動の1番ベッツの故障離脱は「むしろプラス」の意外な理由
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月25日 11時47分
-
3巨人・松原聖弥と西武・若林楽人が電撃トレード ともに俊足巧打の外野手...得したのはどちらの球団か
J-CASTニュース / 2024年6月25日 15時24分
-
4「デカすぎんだろ」 身長220cmの17歳・中国バスケ女子に日本人唖然「脅威すぎないか…」
THE ANSWER / 2024年6月26日 7時13分
-
5怪物・井上尚弥がネリ戦で喫したダウン中に考えていたこと「こっちは本当ビックリして…」
スポニチアネックス / 2024年6月24日 19時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)