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現役引退迫るクロース、EURO開幕戦で異次元のパス成功率「101/102」

ゲキサカ / 2024年6月15日 6時33分

MFトニ・クロース

 すでに今季限りでの現役引退を表明しているドイツ代表MFトニ・クロース(R・マドリー)が、集大成と位置づける自国開催のEURO2024(欧州選手権)開幕戦で圧巻のパフォーマンスを披露した。

 クロースはEURO2024開幕戦のスコットランド戦に4-2-3-1のボランチで先発出場。立ち上がりから左サイドの低い位置を取り、2枚のCBと並んで攻撃の起点を担うと、前半10分に右サイドへのサイドチェンジをDFヨシュア・キミッヒに通し、これがMFフロリアン・ビルツの先制点につながった。

 さらにクロースは前半17分にも冷静に相手の間を通す縦パスをMFイルカイ・ギュンドアンに届ける、ここからFWカイ・ハバーツを経由し、MFジャマル・ムシアラが2点目を記録。クロースは勝敗を大きく分ける2ゴールの起点となった。

 そんなクロースに対しては前半30分すぎ、スコットランドFWチェ・アダムスがマンツーマン気味に対応。厳しい警戒体制が敷かれた。だが、その後は持ち場の左サイドの低めだけでなく、2枚のCB間や中盤中央に顔を出しながらマーカーを撹乱。結局、ハーフタイムまでに55本のパスを全て通し、パス成功率100%のまま前半を終えた。

 さらに後半はダブルボランチの一角に配球力のあるMFパスカル・グロス(ブライトン)が入ったことで、クロースはより多くのパス回しに関与。縦パスを一度だけ相手にカットされはしたものの、後半35分に途中交代するまでの間、さらに46本のパスを成功させ、パス成功率101/102という驚異のスタッツで試合を終えた。

 データサイト『オプタ』によると、クロースが記録したパス成功率99%は、100本以上のパスを試行した選手では記録の残る1980年以降史上最高の数値。現役引退を間近に控える34歳は衰えを全く感じさせず、歴史的パフォーマンスで自国開催に沸くドイツ代表を白星発進に導いた。
●EURO2024特集

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