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川崎Fは19年ぶり負け越しターン確定…国立敗戦悔いた鬼木監督「もっとアグレッシブに戦わせてあげないといけなかった」

ゲキサカ / 2024年6月16日 16時32分

川崎フロンターレの鬼木達監督

[6.16 J1第18節 神戸 1-0 川崎F 国立]

 川崎フロンターレは国際Aマッチウィーク明け初戦のJ1第18節でシュート5本にとどまり、ヴィッセル神戸に1-0で敗れた。今季通算5勝5分8敗となり、次節のシーズン折り返しを前に、J1復帰を果たした2005年以来19年ぶりの前半戦負け越しが確定した。

 試合後、鬼木達監督は「これだけ多くのサポーターが集まってくれた中、自分たちとしてはもっとアグレッシブに戦わせてあげないといけなかった。そこができなかったのは自分の責任。この舞台でフロンターレのサッカー、攻撃的なものをもっと見せたかった。勝ち点3が必要なゲームでそれが取れなかった。そこに尽きると思う」と悔やんだ。

 前半からボールを握る時間こそ長かったものの、攻撃を完結させるには至らず、逆に不用意なプレッシングから神戸の速攻を受ける場面が多発。「いいタイミングで行けている時は前進させないこともあったが、連続性という点では間が空いてしまった」(鬼木監督)という課題が露呈し、シュート数1対9の劣勢で先制点を献上した。後半に向けてはMF山内日向汰を下げてMFゼ・ヒカルドを投入。システムも4-3-3から4-2-3-1に変更するというプラン変更を強いられた。

 鬼木監督は後半の修正について「攻撃的に出ないといけないところと、どうしても前半はバックパス、横パスが非常に多かったので、ビルドアップでいくつか人のところと、配置のところで自信を持って動かせるようにしたかった。相手のロングボールに対しても拾える位置に何人か必要だと思って配置を変えた。とにかく攻撃のところだと思う。ミスをしてもボールを欲しがる選手が必要だった」と振り返った。

 後半は神戸の消耗もあり、サイド裏を取れる場面がいくつもあったが、フィニッシュの局面での精度不足や連係不足もあり、なかなかシュートにも持ち込めなかった。

 鬼木監督は枠内シュート1本に終わった攻撃面について「ボールを大事にするところと相手が嫌がるところのジャッジを頭を研ぎ澄ませてやっていかないとゴールは生まれない。もちろん狙った形で取れればいいが、そういうものだけでは。大胆にやることで生まれるゴール、泥臭い形でやることで生まれるゴールはいっぱいある。そういうものでバリエーションを増やさないといけない」と反省を口にした。

(取材・文 竹内達也)
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