[関東]復帰から3戦目、筑波大DF安藤寿岐が緊急出場でミドル弾「来ると思っていた」
ゲキサカ / 2024年6月18日 16時6分
[6.15 関東大学L1部第9節 明治大 2-2 筑波大 味フィ西]
筑波大DF安藤寿岐(3年=鳥栖U-18)は15日の明治大戦でベンチスタートとなったが、思わぬ形で出番が訪れた。1点ビハインドの前半24分、DF沖田空(4年=鹿島ユース/25年水戸加入内定)が顔を痛め、出血を伴う負傷により続行不可能に。「アップもあまりできていなかった」なか、急遽ピッチに入ることになった。それでも徐々に適応すると逆転弾をゲット。試合は引き分けに終わったものの、結果を残すことができた。
安藤にとってはリスタートの1週間だった。2月のデンソーカップチャレンジサッカーでU-20全日本選抜メンバーに選出されていたものの、ヘルニアが発覚して辞退を余儀なくされた。その後はリハビリ期間を経て今月8日の東洋大戦(○1-0)で今季初のメンバー入り。後半38分からピッチに入ると、応援部員からは「おかえり」などの声が届けられた。さらに今月12日の天皇杯・町田戦では今季初先発となり、番狂せを演じた。
ジャイアントキリングから中2日で迎えた首位・明治大戦は2位の筑波大にとって重要な一戦。安藤は緊急出場の難しさを感じながらも「時間が経つにつれて対応できた」と振り返る。チームも開始6分に失点するなど序盤は相手の攻撃や積極的なプレスに苦戦していたが、徐々に流れを掴んで前半のうちに追いつくことができた。
そして迎えた後半1分、右からのクロスがファーサイドに流れてきたところを攻め上がった安藤が拾う。「クロスが上がった瞬間に来ると思っていた」と準備は万端。落ち着いてトラップすると、右足を振り抜いてゴール左隅に突き刺した。安藤は復帰から3戦目での一発に「狙い通りに決められた」と笑顔を見せるも、ラストプレーの被弾で勝利を逃したことに「勝ち点2を取りこぼしてしまった。悔しい思いが一番強い」と口にした。
ただ下を向く暇はなく、すぐに次戦が訪れる。筑波大は19日にアミノバイタルカップの初戦を控えており、連戦が続く状態だ。それでも安藤は「自分はまだそんなに長い時間をやっていないので、そこまで疲労を感じているわけではない」とアピール。まだフルコンディションに戻す途中だとしつつ、チームのために全力を尽くす姿勢を示した。
(取材・文 加藤直岐)
●第98回関東大学リーグ特集
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