脳震盪による交代の新ルール、ハンドPKのカード基準…JFA審判委が2024-25競技規則改正点を説明
ゲキサカ / 2024年6月19日 22時3分
キッカーはPKを行うためにペナルティーマークにボールをセットするが、これまで細かい規定はなかった。稀にキッカーがギリギリまでゴールの近くにボールを置いて揉めることもあったが、今回の改正で「ペナルティーマークの中心にボールの一部が触れるか、かかっている状態」と明文化されている。
PKでのボールの位置
▽PKの侵入
競技規則ではPKが行われる前にペナルティエリア内に侵入することが禁じられているものの、実際のところ厳格に判定されることは少なかった。その一方、VARの導入によって細かい侵入が確認できるようになったため、IFABは反則と判断するかについて侵入者の「影響」を重視するルールへと改正。キックの前に侵入した場合でも、その選手がGKやキッカーに明らかな影響を与えていない限りはそのまま続行となる。
その一方、わずかな侵入でもこぼれ球に直接反応し、攻撃側が「ボールをプレー、またはボールに向かうことで相手競技者にチャレンジして、その後、得点する、得点しようとする、または得点の機会を作り出す」ことと守備側が「ボールをプレー、またはボールに向かうことで相手競技者にチャレンジして、相手競技者が得点する、得点しようとする、または得点の機会を作り出すことを妨げる」ことは反則となる。
もっとも影響を与えなければ侵入してもよいわけではない。佐藤氏は「競技の精神としては入らないことが原則」と強調し、主審は従来通り侵入しないように選手へ声かけを行うとした。
PK時の反則に対する進め方
JFAは競技規則の改正内容を公式Youtubeチャンネルでも説明している。
(取材・文 加藤直岐)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!●2024シーズンJリーグ特集
-
- 1
- 2
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
各チーム最大7人が交代可に…Jリーグが8月から脳震盪新ルールを導入へ!
ゲキサカ / 2024年6月25日 17時18分
-
徳元悠平の“出場28秒ゴール”でFC東京が勝利!! 湘南猛攻もGK野澤がビッグセーブ連発
ゲキサカ / 2024年6月22日 21時4分
-
スペイン快勝も「レッドカードだったのではないか」? PK献上シーンを海外メディア指摘
FOOTBALL ZONE / 2024年6月16日 12時13分
-
「審判は人間である」 巻き起こるジャッジ論争、把握しておきたい競技規則の10シチュエーション【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月9日 7時50分
-
記者会見でも審判団への怒りぶつけた横浜FMキューウェル監督「ゲームに対して喋ることはない」
ゲキサカ / 2024年6月1日 19時34分
ランキング
-
1八村塁が約3年ぶりに日本代表合流「今って平成何年ですか?」
スポニチアネックス / 2024年6月29日 20時1分
-
2バスケ日本代表に暗雲 渡邉雄太パリ五輪黄信号「死ぬ気で治します」6月初旬に左ふくらはぎ肉離れ告白
THE ANSWER / 2024年6月29日 18時21分
-
3【巨人】坂本勇人が高橋由伸氏の電撃激励に感謝「本当にありがたいです」“ワンバン打ち”も伝授
スポーツ報知 / 2024年6月29日 22時59分
-
4田中希実、5000m3連覇で史上初3年連続2冠! 800m出場から2時間15分、鉄人ぶり発揮【陸上日本選手権】
THE ANSWER / 2024年6月29日 18時14分
-
5陸上日本選手権の裏で…男子100m今季世界最高9秒77が誕生、サニブラウンのパリ五輪強敵に
THE ANSWER / 2024年6月29日 15時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください