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満田の退場響いて逆転負け…広島スキッベ監督「マコを代えるより審判を代えてほしかった」

ゲキサカ / 2024年6月19日 22時39分

ミヒャエル・スキッベ監督

[6.19 J1第13節延期分 横浜FM 3-2 広島 ニッパツ]

 10人の奮闘でFW大橋祐紀がスーパーゴールを決め、一時は勝ち越しに持ち込んだサンフレッチェ広島だったが、最後は横浜F・マリノスの攻撃陣のクオリティーに屈して2-3の逆転負けに終わった。

 試合後、記者会見に出席したミヒャエル・スキッベ監督は冒頭で「横浜FM、勝利おめでとうございます」と対戦相手に敬意を示した後、「それから池内さん、イエローカードのシーン、レッドカードのシーン、おめでとうございます。あれがゲームを決めたと思います」と述べ、池内明彦主審の退場判定を皮肉った。

 勝負を分けたシーンは後半7分、この試合で5試合ぶりの先発復帰を果たしたMF満田誠が2枚目のイエローカードで退場。前半21分に1枚目を受けていたこともあり、報道陣からは「交代を考えたか」という質問も飛んだが、指揮官は「マコを代えるより審判を代えてほしかった」と厳しい表情で振り返った。

 対戦相手の横浜FMに対しては「自分たちも最後の最後まで戦ったが、それを上回る攻撃を仕掛けてきた。ゲームをひっくり返した彼らに力があった」と称賛。その一方、海外移籍準備のため不在のMF川村拓夢、出場停止のDF佐々木翔、負傷離脱中のDF荒木隼人とDF山崎大地らの名前を挙げつつ、「耐え凌いでいたが、耐え切れなくなってしまった。特にDFの選手が少ない中、これが耐え切れる限界かなと感じた」と厳しい台所事情を見つめていた。

(取材・文 竹内達也)
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