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同点アシストに退場誘発の横浜FM天野純「ヤンとのコンビネーションは感性も合う」

ゲキサカ / 2024年6月19日 23時33分

横浜F・マリノスのMF天野純

[6.19 J1第13節延期分 横浜FM 3-2 広島 ニッパツ]

 レフティ同士の感覚を活かした同点アシストと、相手のキーマンを退場に追いやるドリブル突破。横浜F・マリノスのMF天野純が貫禄のパフォーマンスで連敗脱出に大きく貢献した。

 まずは0-1で迎えた前半27分、ペナルティエリア内でFWヤン・マテウスからのパスを受けると、完璧なワンツーでフィニッシュを演出。「ヤンとのコンビネーションはチームの強みだと思うし、感性も合う。彼はドリブルだけじゃなく、周りが見えているのでやりやすい」。同点ゴールを見事にアシストした。

 さらに1-1の後半7分には敵陣にボールを持ち運び、鋭い切り返しでMF満田誠のファウルを誘発。満田は2枚目のイエローカードを提示され、退場に追いやられた。「ああいったところは今まで自分になかったところだと思うし、韓国で2年間ああいった動き方を続けてきたので成長が出せたと思う」。昨季まで蔚山現代、全北現代でプレーしていた成果が出たワンプレーだったようだ。

 この日は90分間フル出場した前節の町田戦(●1-3)から中3日とあり、「正直、今日はめっちゃ身体が重くて、前半は特にやばいなと思った」と万全の状態ではなかったという天野。しかしその中でも、マンツーマン志向の強い広島の選手に対し、逆を取るボールタッチや鋭い攻守の切り替えでいなし続け、勝敗を大きく左右する働きを見せてた。

 この日は普段よりも幅広いプレーエリアをカバーしており、その点にも手応えを深めたようだ。

「町田戦から少し修正したというか、もう少しフレキシブルに動いていいというところがあったので、工夫しながらやっていた。今までシャドーは相手2ボランチの後ろで引き出すことを監督もこだわっていたけど、少しずつ監督も選手と成長していきたいという考えを持っているし、選手の考えも聞いてくれている。そこの話し合いのところは今週しっかりできていた」。そうした取り組みも光り、ここまで4試合連続の先発起用。後半戦での上位追走、そして初参戦のACLエリートに向け、背番号20が着実に序列を高めている。

(取材・文 竹内達也)
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