日本代表キャプテン遠藤航がオープンカーで銀座を疾走!「かっこいいと思われる男に」

　リバプールに所属する日本代表MF遠藤航が20日、都内で高級ファッションブランド『ダンヒル』が行ったイベントに出席した。

　1999年からサッカー日本代表とパートナーシップを結ぶダンヒルは、選手らが移動の際に着用するスーツなどを提供。遠藤はパートナーシップ25周年を記念したチェック柄の新デザインとなったジャケットを着用して登壇した。

　トークイベントの前には東京・銀座をオープンカーで疾走。「初めて乗った。周りの方もざわざわしていた。注目を浴びれたので、いい経験になった。乗ってかっこいいと思われる男になりたいなと思った」とはにかみながら話した。

　日本代表をキャプテンとしてけん引する遠藤。31歳で迎える今夏も、パリオリンピック日本代表にオーバーエイジとして招集される可能性がある。長年、一線級で活躍できている要因について、「心の底からサッカーが大好きだから」と強調。今でも毎試合、ピッチに立つことが楽しみで仕方がないという。

　また海外で活躍し続けてきたことについて、「日本人らしさって何なのか」を常に意識してプレーしてきたという。「自分自身を客観視しながらプレーすることはプロ生活を過ごす上で大事。(デュエルが注目されるが)なかなかプレーでは見えづらいですけど、1対1で勝つためにはクレバーさも必要。俯瞰してみながらプレーできるところは隠れた能力だと思っています」。

　家族で旅行を予定するなど、日本でのつかの間のオフを楽しんでいる様子の遠藤だが、すぐに新シーズンはやってくる。「来季もリバプールでプレーすると思うので、CLもあるし、貢献できる活躍がしたい。日本代表でもW杯に導きたい」と力強く話していた。

(取材・文　児玉幸洋)
●海外組ガイド●プレミアリーグ2023-24特集