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徳元悠平の“出場28秒ゴール”でFC東京が勝利!! 湘南猛攻もGK野澤がビッグセーブ連発

ゲキサカ / 2024年6月22日 21時4分

決勝点のDF徳元悠平

[6.22 J1第19節 湘南 0–1 FC東京 レモンS]

 J1リーグは22日、各地で第19節を開催した。FC東京は湘南ベルマーレと対戦し、1-0で勝利してリーグ戦3試合負けなしとなった。

 最初のチャンスは湘南が作った。前半7分、FC東京のFKからFW福田翔生がボールを拾ってカウンターを仕掛ける。一気に敵陣深くまで持っていくとペナルティエリアの手前から右足を振ったが、ボールは枠の右に外れた。

 一方のFC東京は前半10分、FW荒木遼太郎がFKを直接狙ったが、GKソン・ボムグンに阻まれた。同44分には荒木との連係でFW仲川輝人が抜け出して決定機。しかし、仲川はシュートを枠に飛ばせなかった。

 すると前半45分、湘南DF鈴木雄斗が右サイドを抜け出して折り返すと、FWルキアンが右足で合わせてゴールネットを揺らした。先制点かと思われたが、VARが介入。ルキアンのシュートが福田の右腕に当たってそのままゴールネットに吸い込まれていたことが判明し、ハンドの反則でゴール取り消しとなった。競技規則では手や腕に当たったボールが直接ゴールに入った場合、意図や手の位置に関係なく反則と定められている。

 0-0で迎えた後半10分、湘南はMF山田直輝がカットインから右足を振ると、ボールはゴール左に向かう。ただGK野澤大志ブランドンが右手を伸ばし、スーパーセーブで凌いだ。野澤は後半15分にもDF大野和成とDF鈴木淳之介が放った決定的なシュートを連続でストップする圧巻のパフォーマンスを見せた。

 野澤の頑張りに応えたいFC東京攻撃陣は後半19分、仲川がカウンターで抜け出してゴール前の荒木にラストパス。しかしボールは荒木の前を流れていった。それでも交代選手がスコアを動かす。後半35分、スローインからDF中村帆高、MF松木玖生、FW安斎颯馬の3人でペナルティエリア内に侵入。中村がマイナス方向にパスを出すと、投入されたばかりのDF徳元悠平が左足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。徳元はピッチに入ってから28秒での得点となった。

 一方の湘南は速報値で25本以上のシュートを放つも、最後まで得点できずにタイムアップ。前半戦最後の一戦はFC東京に軍配が上がった。
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