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3月のコンバートから守りの要へ。“古巣”とドローの昌平CB中松陽太、次回は「絶対無失点で」

ゲキサカ / 2024年6月25日 14時39分

昌平高のCB中松陽太(3年=大宮アルディージャU15出身)は守りの要へ成長

[6.23 プレミアリーグEAST第9節 大宮U18 1-1 昌平高 川越運動公園陸上競技場]

「絶対、負けたくなかったです。結果、引き分けなので、めっちゃ悔しいです」。昌平高のCB中松陽太(3年=大宮アルディージャU15出身)にとって、この日は“古巣”との一戦。白星と無失点を目指したが、昌平は後半33分にオウンゴールで失点し、引き分けに持ち込まれた。

 主導権を握る時間が多かったが、チャンスで決め切れず、「個人ではなく、自分たち全員のミス」(中松)によるオウンゴールで勝ち点3を逃した。それだけに、「次(10月のホームゲーム)は絶対無失点で。(今日よりも)いいプレーしたいです」と中松。そのDFはこの日、旧友たちとの対戦で強度の高い守備と正確なサイドチェンジも見せていたが、普段に比べるとボールに触れる回数も、縦パスを差し込む回数も少なかった。だからこそ、次はより「いいプレー」で勝つことを誓う。

 中松は大宮U15時代、FWやトップ下、SHとしてプレー。「(同じ大宮U15出身の)須藤(直輝、現鹿島)君の代の試合を見て、攻撃的なサッカーに憧れて」進学したという昌平ではボランチ、SBとポジションを下げ、今年3月からCBとしてプレーしている。

 当初は「マジか」と思ったというが、「やるからには全力でやる」。プレミアリーグで世代トップクラスのアタッカーたちと戦いを重ね、自身の成長も実感しているようだ。

「プレミアの初戦とか、結構自分は余裕なくて、いっぱいいっぱいだったんですけど、結構慣れてきて、いろんなとこ見たり、守備とかも結構安定してきた。そういうのは、成長したなと思います」

 出場停止だった川崎F U-18戦を除いて開幕から全試合で先発。元スペイン代表CBのカルレス・プジョルの映像を見て研究し、ポジショニングなどを改善してきた。色々なポジションを経験したことで相手の気持ちが分かることも強み。現在は、自分が崩されてはならないという思いも強くなっている。

 7月末のインターハイでは日本一に挑戦。「インハイも、選手権も、プレミアも全部優勝目指してやってるので。(インターハイは)自分のパスで点が入ったらいいなと。あとは絶対無失点で、チームのことを助けられたらいい」。注目GK佐々木智太郎(3年)や左SB上原悠都(3年)らとともに後方でチームを助け、全国タイトルを獲得する。

(取材・文 吉田太郎)

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