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初出場ジョージアがV候補撃破で16強へ! MOMのナポリFW「今日ベストプレーヤーはいなかった」指揮官「選手には16歳か17歳の時を思い出すよう伝えた」

ゲキサカ / 2024年6月27日 14時30分

初出場でベスト16進出を果たしたジョージア代表

 EURO2024のグループF第3節が26日に行われ、ジョージア代表はポルトガル代表を2-0で下した。優勝候補の一角を破り、初出場ながら決勝トーナメントに進出。選手や指揮官のコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが伝えている。

 ジョージアは前半2分、カウンターからFWフビチャ・クバラツヘリアのゴールで先制すると、後半12分にはFWジョルジュ・ミカウターゼのPK弾で2-0。すでに相手が首位突破を決めていたとはいえ、見事な大会初白星で2位通過を果たした。

 プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれたクバラツヘリアは「今日は個人としてのベストプレーヤーはいなかった。チームとして最高だった。僕たちは本当にプレーできるということをみんなに証明した」と振り返り、喜びの言葉を続けている。

「ジョージアのサッカーファンにとって、今日は人生で最高の日だ。僕らは歴史を作った。誰も僕たちがそれを成し遂げられるとは信じていなかっただろう。誰も僕たちがポルトガルに勝てるとは信じていなかっただろう。でも、だからこそ僕たちは強いチームなんだ。1%でも可能性があれば、僕らはそれを成し遂げられることを証明した」

 続けてナポリFWは「ファンのみんなが僕たちにたくさんの応援をくれた。多くのファンがドイツに来てくれて、それが勝因の1つになった。ジョージアから応援してくれている人たちを含め、全員に感謝したい。僕たちは一緒に戦ってきたし、団結力が僕らを強くする。それが今日の僕たちが示したものだ」とファンに対する感謝も語った。

 また、元フランス代表DFのウィリー・サニョル監督は、選手たちへの指示について「正直に言うと、試合前に選手たちに何を言ったかは覚えていないが、自分たちのサッカーをしよう、ボールを持っていない時は規律を守り、ボールを持っている時はプレーしようというようなメッセージだった」と言及。「16歳か17歳の時に何も考えずにプレーしていたことを思い出すようにと伝えたが、今日の彼らは期待以上の素晴らしいプレーを見せてくれた」とチームを称えた。

 歴史的快挙を達成したジョージアは、30日の決勝トーナメント1回戦でスペイン代表と対決する。
●EURO2024特集

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