アジア8.5枠拡大も厳しいW杯最終予選…日本は豪州&サウジ“三つ巴”変わらず、北朝鮮再戦とオール中東勢組は回避
ゲキサカ / 2024年6月27日 19時45分
アジアサッカー連盟(AFC)は27日、2026年の北中米ワールドカップアジア最終予選の組み合わせ抽選会を行い、ポット1の日本代表はオーストラリア、サウジアラビア、バーレーン、中国、インドネシアと同じC組に入った。サウジアラビアが抽選会直前にポット3に転落した影響もあり、前回のカタール大会出場3か国がひしめく厳しいグループとなった。
オーストラリアとは同国がAFCに加盟して初めて臨んだ2010年の南アフリカ大会の予選以降、ブラジル、ロシア、カタールに続いて5大会連続の同組。同国がオセアニア代表で出場した06年のドイツW杯でも本大会グループリーグで激突しており、長年にわたる因縁の対戦となる。またサウジアラビアともロシア、カタールに続いて3大会連続の同組となった。
加えて中国とも前回大会の最終予選で対戦しており、2大会連続の同組。バーレーン、インドネシアとは今年1月のアジア杯でそれぞれ対戦していたこともあり、いずれもなじみ深い国々が並ぶ顔ぶれとなっている。
北中米W杯では出場国が『32』から『48』に大幅拡大されるのに伴い、アジア枠も『4.5』から『8.5』に拡大。今回が新レギュレーションで迎える初の最終予選となる。これまでの6か国×2組から6か国×3組の戦いに変更となっており、予選突破を楽観視する声も出ていた。
もっともホーム&アウェー総当たり戦で10試合を行い、上位2か国がW杯本大会出場権獲得という最終予選の仕組みはこれまでと変わらない。各組3〜4位にアジアプレーオフの道が残されるとはいえ、ストレートインを目指す日本は過去2大会に続いてオーストラリア、サウジアラビアとの出場権争いという構図が予想され、これまで同様に厳しい戦いとなりそうだ。
また他グループを見渡すと、前回大会の予選を突破したのはA組のイラン、C組の韓国のみ。A組にはアジアカップ2連覇王者で前回本大会の開催国だったカタールも入ったが、近年の実績ベースでは日本などW杯出場3か国がひしめくC組が一番厳しいグループとなっている。
もっともイランとカタールのA組には中東の強豪UAEも入った他、中央アジア勢のウズベキスタンとキルギス、2次予選でホーム開催を返上した北朝鮮という遠征負荷の高い国々が同居。また韓国は前回大会出場国こそいないものの、イラク、ヨルダン、オマーン、パレスチナ、クウェートという“オール中東勢”に組み込まれており、いずれも簡単ではない戦いになりそうだ。
●北中米W杯アジア最終予選特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
26年W杯出場濃厚「サッカー日本代表」次の課題 1年の準備期間にどこまで選手強化進められるか
東洋経済オンライン / 2024年12月29日 8時0分
-
弱体化進むサウジアラビア代表 国内で怒り充満「連盟は代表チーム運営から撤退すべき」の指摘も
東スポWEB / 2024年12月24日 16時49分
-
2034年のW杯開催決定で問題山積のサウジアラビア/六川亨の日本サッカーの歩み
超ワールドサッカー / 2024年12月17日 11時0分
-
クラブW杯で浦和は名門揃うグループEに/六川亨の日本サッカー見聞録
超ワールドサッカー / 2024年12月7日 9時0分
-
ACL2決勝トーナメント組合せ抽選会は12日に開催!! 広島ら首位通過組はポット1
ゲキサカ / 2024年12月6日 21時31分
ランキング
-
1涙の棄権…大坂なおみは「なんと不運」「信じられない」海外悲痛 ただ「全盛期に戻りつつある」次戦に期待も
THE ANSWER / 2025年1月5日 16時3分
-
2“大谷効果”でド軍がっぽり190億円 韓国市場も拡大か…逸材移籍で米記者指摘
Full-Count / 2025年1月5日 11時55分
-
3「大変危険ですので…」呼びかけ無視 中国人インフルエンサーが箱根5区で車道ラン&併走撮影で炎上→謝罪
スポニチアネックス / 2025年1月5日 10時33分
-
4マエケン語った!名球会入りまで35勝「引退を考えるタイミング…ここしかない」 親友への思いも
スポニチアネックス / 2025年1月5日 15時20分
-
5中日応援番組で西武・源田壮亮登場企画が全カット 不倫騒動の影響でお蔵入りか
東スポWEB / 2025年1月5日 17時14分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください