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山見2発に絡む躍動! 東京Vが開幕節の雪辱果たす勝利、横浜FMは今季3度目の連敗

ゲキサカ / 2024年6月29日 20時59分

2得点関与の活躍を見せたMF山見大登

[6.29 J1第21節 横浜FM 1-2 東京V 日産ス]

 J1リーグは29日に第21節を行った。横浜F・マリノスと東京ヴェルディの対戦は、東京Vが2-1で勝利。前半11分にMF山見大登がミドルシュートを沈めて先制点を挙げると、同22分にも山見がオウンゴールを誘発する。前半終了間際に1点を返されるが、後半45分間は逃げ切った。

 未消化試合があった横浜FMは前節・アビスパ福岡戦で敗れ、12位でリーグ戦を折り返した。今節では先発7人を変更したが、連戦のさなかでもFWアンデルソン・ロペスは引き続きスタメンに名を連ねた。東京Vは前節のジュビロ磐田戦で0-3と完敗を喫した。今節は5人を変え、連続起用が続いていたFW木村勇大やFW染野唯月らがベンチスタート。前々節から戦線復帰したMF山田楓喜が5月19日第15節・FC町田ゼルビア戦以来の先発起用となった。[両スタメン&布陣]

 前半戦は開幕節の国立競技場で対戦し、横浜FMが2-1の逆転勝利した。雪辱を果たしたい東京Vは序盤からセットプレーで相手ゴールを脅かす。前半11分に先制点を奪取。右CKで山田楓が得意の左足キックを放つと、ゴール前で落ちたボールはクリアされる。PA手前の山見がトラップから右足を一閃。鋭い弾道がゴール左隅に突き刺さった。

 東京Vは前線から激しく横浜FMにプレスを仕掛け、攻撃を封じていく。前半22分には追加点。縦パスをFW山田剛綺が収めて右サイドから突破を図る。グラウンダーのクロスを山見がニアサイドで狙うと、DF上島拓巳のオウンゴールを誘発。2-0と点差を広げた。

 守勢に回る横浜FMは前半32分にアクシデント。相手のクロスボールがDF渡邊泰基の側頭部に直撃する。渡邊は5月19日第15節・FC東京戦でも脳震とうで途中交代しており、大事を取ってピッチを下がる。DF加藤蓮が途中出場し、プロデビューを飾った古巣戦に臨んだ。

 後半アディショナルタイム5分過ぎ、横浜FMが点差を縮める。右サイドから組み立て、PA右でパスを受けたMF天野純が折り返す。こぼれたボールにFW宮市亮が渾身の右足シュートを叩き込み、1-2で前半を折り返した。

 後半開始から横浜FMが攻勢を強めると、東京Vは後半10分に3枚替え。山見、山田楓、山田剛を下げ、MF見木友哉、染野、木村が投入された。同15分には両チームが交代カードを切る。横浜FMは宮市に代えてFWエウベルが出場。東京VはMF齋藤功佑に代わりDF宮原和也がボランチの位置に入った。

 東京Vは横浜FMの攻撃を全員守備で守りながら、隙を見てカウンターを敢行。残り時間を冷静に守り切り、そのまま2-1で試合を締めた。開幕節の雪辱を果たし、順位は11位から9位に浮上している。一方、横浜FMは今季3度目の連敗を喫した。

(取材・文 石川祐介)
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