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[アミノ]強豪大から得点重ねた亜細亜大3年生FW小池莉玖が一気のブレイク「自信に繋がる」18大会ぶり総理大臣杯には一歩届かず

ゲキサカ / 2024年6月30日 7時35分

FW小池莉玖(3年=甲府工高)

[6.28 アミノ杯順位決定戦 早稲田大2-2(PK5-4)亜細亜大 AGF]

 18年ぶりの総理大臣杯出場に手が届きかけた亜細亜大だったが、PK戦で早稲田大に屈した。

 関東1部の東洋大や法政大を破ってここまで勝ち残ってきた亜細亜大は、この日も粘り強い戦いをみせていた。前半を2点ビハインドで折り返したのの、後半26分にFW小池莉玖(3年=甲府工高)がPKを決めて反撃を開始。そして同43分にMF小野寺迅(3年=桐蔭学園高)のアシストから小池がこの日2点目を決めて、試合を振り出しに戻した。

 しかしPK戦では決めれば勝ちという5人目を失敗。さらに6人目が止められて、逆転で敗戦が決まった。「あそこで勝ち切れないのが俺らの弱さなのかなと思います」。あと一歩で届かなかった全国の舞台。「俺らの代で歴史を変えよう」と声を掛け合って、気持ちを高めていたという小池も無念さを滲ませた。

 ただ全国大会への出場は叶わなかったものの、大会を通して残したインパクトは十分なものだった。特に小池は得点ランキングで堂々トップに立つ6得点を記録。東洋大と早稲田大から2ゴール、法政大と慶應義塾大から1ゴールと、いずれも強豪大から得点を重ねた。

 関東大学2部リーグを戦った昨季も小池は19試合で2得点を決めていたが、今季戦う3部では無得点と出遅れていた。しかしここに来ての一気の爆発。「今までの自分は敵わないなと思っていたけど、東洋の時とかもプロに内定している稲村(隼翔)選手とマッチアップして2ゴール1アシストと結果を残せた。この大会は自信に繋がると思います」。

 今年の目標は1年での2部リーグ復帰、それも自動昇格を目指していく。現在、8試合を終えた順位は5位。夏場以降の巻き返しに向け、チームとしても今大会で掴んだ流れを持ち込みたいところだ。「個人的にもリーグ戦で点を取ってチームを勝たせたい。チームを勝たせられるエースストライカーになりたいと思います」。急成長をみせた3年生FWが、今シーズンの戦いを引っ張っていく。

(取材・文 児玉幸洋)
●第98回関東大学リーグ特集

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