アルゼンチンはL・マルティネス2発でペルーを撃破! 3連勝でグループA首位突破

[6.30 コパ・アメリカ グループA第3節 アルゼンチン 2-0 ペルー マイアミ]

　コパ・アメリカ(南米選手権)2024は30日、グループリーグ第3節を開催した。前回王者のアルゼンチン代表とペルー代表が激突。アルゼンチンは2-0で勝利した。

　2連勝ですでにグループリーグ突破を決めているアルゼンチンと、勝ち点1の4位から逆転での決勝トーナメント進出を狙うペルーの対戦。試合は立ち上がりからアルゼンチンが主導権を握った。

　アルゼンチンは最終ラインからパスを繋いでボールを前進させると、中央のMFエセキエル・パラシオス、MFレアンドロ・パレデス、MFジオバニ・ロ・チェルソが攻撃を構築。左のFWアレハンドロ・ガルナチョ、右のFWアンヘル・ディ・マリアがサイドから切り込んでいった。

　試合を支配しながらも先制点が遠いアルゼンチン。前半26分にはペナルティエリア手前でフリーキックを得ると、L・パレデスが右足で直接狙う。コースを突いたシュートだったが、ここはGKペドロ・ガジェセに阻まれた。

　アルゼンチンは前半44分、右サイドから攻撃を組み立てると、ディ・マリアが大外を駆け上がってきたDFゴンサロ・モンティエルにパス。マイナス方向に入れたグラウンダーのクロスにロ・チェルソが合わせたが、こちらもP・ガジェセのセーブに遭った。

　試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半開始早々にスコアが動いた。アルゼンチンは後半2分、後方からパスをテンポよくパスを繋ぐと、ロ・チェルソが縦に入れたボールをディ・マリアがフリックで前へ。相手DFラインの背後に抜け出したFWラウタロ・マルティネスがループで決めてリードを手にした。

　アルゼンチンは後半10分に右サイドのコーナーキックの流れからDFニコラス・タグリアフィコがゴールネットを揺らすも、その前にロ・チェルソのP・ガジェセに対するファウルがあったとし、得点は認められなかった。

　アルゼンチンは後半27分に追加点のチャンスを迎えるも、L・パレデスのPKはゴール右のポストに直撃。それでも同41分にL・マルティネスが2点目を挙げて点差を広げた。

　アルゼンチンは2-0で勝利し、グループリーグ3連勝、首位で決勝トーナメントへ。ペルーは大会無得点での敗退が決まった。
●コパ・アメリカ(南米選手権)2024特集