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“腕章”託された伊藤敦樹が圧巻1G2A!!石原広教はプロ8年目で初ゴール!! 布陣変更で蘇った浦和、大物退団続くも今季初の連続完封勝利

ゲキサカ / 2024年6月30日 20時27分

3点目を決め、ゴール裏に向かって喜ぶMF伊藤敦樹(写真中央)とDF石原広教(右)

[6.30 J1第21節 浦和 3-0 磐田 埼玉]

 J1リーグ戦は30日、第21節を各地で行い、浦和レッズがジュビロ磐田を3-0で破った。前半21分にDF石原広教がプロ8年目での初ゴールを挙げると、後半7分にMF渡邊凌磨がボレーシュートで追加点。またこの2得点をアシストしていたゲームキャプテンMF伊藤敦樹が同29分にダメ押しゴールも記録し、今季初の2試合連続完封勝利を収めた。。

 互いに前節から中3日の連戦。ホームの浦和は名古屋戦(◯1-0)に引き続いて4-2-3-1の布陣を採用し、同じ11人を送り込んだが、MF武田英寿がトップ下、渡邊が左サイドハーフに入った。対する磐田は東京V戦(◯3-0)から3人を変更し、DFリカルド・グラッサ、MF平川怜、MF松本昌也が2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣]

 序盤は磐田がカウンターからチャンスを作った。まずは前半9分、DF植村洋斗がミドルシュートを放つも、惜しくもゴールの上に外れる。さらに同13分、磐田は敵陣で植村がDF大畑歩夢からボールを奪い、カウンターをスタートされると、FWジャーメイン良が右サイドからカットイン。そのまま左サイドに渡し、MF平川怜が左足で狙ったが、GK西川周作のファインセーブに阻まれた。

 そうして迎えた前半21分、浦和が試合を動かした。右サイドでボールを持ったFWオラ・ソルバッケンが中に預け、中央に入っていた渡邊がヒールで流したボールを伊藤が左に送ると、揃って左に流れた渡邊と伊藤でペナルティエリア左を打開。最後は伊藤のクロスに石原が飛び込み、ヘディングで押し込んだ。石原はこれがJ1通算145試合目での初ゴールとなった。

 後半開始時、磐田は平川とグラッサに代わってMF古川陽介とDF森岡陸を投入。それでも浦和の勢いは止まらず、後半8分、石原が右サイドを攻め上がり、スルーパスを送ると、これに抜け出した伊藤が中央に折り返す。これに反応した渡邊が右足ボレーで右ポスト脇を打ち抜き、リードを2点に広げた。

 さらに後半29分、この日キャプテンマークを託されていた伊藤が試合を仕上げた。大畑が渡邊とのワンツーから左サイドを突破し、深い位置までドリブルで持ち運ぶと、一度はクロスが相手に阻まれたが、大畑自ら高い位置で再奪取。折り返しのパスをゴール前に通し、これに反応した伊藤が右足で叩き込んだ。

 浦和はこの一戦を前にDF酒井宏樹とDFアレクサンダー・ショルツの大物DF陣が海外移籍のためチームを離脱することが発表され、チーム力低下が懸念されていたが、新たなゲームキャプテンが1ゴール2アシストの大活躍。4-3-3のインサイドハーフから4-2-3-1のボランチにポジションも移していた中で圧巻のパフォーマンスを発揮した。

 浦和は後半45分、今季復帰のMF宇賀神友弥、新加入のDF井上黎生人、浦和ユース出身19歳のMF堀内陽太を投入。堀内はこれがJ1リーグ戦デビューとなった。そのまま試合はタイムアップ。新システムで蘇った浦和がこれまで出場機会の少なかった選手を試しつつ、今季初めて2試合連続クリーンシートを達成し、連勝を果たした。

(取材・文 竹内達也)
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