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浦和DF石原広教がプロ8年目で初ゴール!! 偉大な存在への惜別弾「宏樹くんがいるからこのチームに入ってきた」

ゲキサカ / 2024年7月1日 6時20分

浦和レッズDF石原広教

[6.30 J1第21節 浦和 3-0 磐田 埼玉]

 プロ入り8年目でようやく訪れた待望の初ゴールは、偉大な存在への惜別の一発となった。浦和レッズDF石原広教は0-0で迎えた前半21分、左サイドを攻め上がったMF伊藤敦樹のクロスに飛び込むと、高い打点のヘディングシュートで先制点を記録。これがJ1リーグ戦通算145試合目、公式戦通算225試合目でのプロ初ゴールとなった。

「敦樹のボールが完璧だった。来た!とか思わず、ただただ入ってヘディングしたのが良かった」。そう率直に振り返った石原は、湘南時代から悲願の初ゴールについて「もっと早く取れてたら……と思う(笑)」と苦笑い。それでも「SBが点を取っていくのはチームに必要なところ。1点にとどまらず、もっと入っていくところは意識しても良いのかなと思う」と自信を深めていた。

 また海外移籍のためチームを離れることが決まったため、試合後にスタジアムでの挨拶が予定されていたDF酒井宏樹の見守る中でのゴールという点でも価値があった。石原にとって酒井はポジション争いの相手とはいえ、「宏樹くんがいるからこのチームに入ってきたのもあるので(移籍は)寂しい気持ちはある」というほどの存在。ゴールシーンも酒井の姿に重なるものだったという。

「今日のゴールは宏樹くんも決めているような形で、練習でもそういうシーンを見てここまでやってきた。それが今日みたいな結果に繋がったのでこのチームに来て良かったと思う」

 この夏には酒井だけでなく、DFアレクサンダー・ショルツ、MF岩尾憲もチームを離れることが決まり、クラブにとっては大きな過渡期。石原は「数年間中心でやってきた2人が抜けて不安に思う人もいると思うけど、チームの若返り含め、良い選手がたくさんいる。今日はそれを感じさせない試合ができたと思う」と言い切り、「いま出ている選手たちが上回っていく気持ちで、責任感と覚悟を持ってやっていければ」と力を込めた。

 浦和に加入した今季は厳しい立場も想定された中、酒井の負傷の影響もあって15試合連続の先発出場中。コンスタントに頼もしいパフォーマンスを見せており、すでに酒井の穴を埋められるのかといった不安の声はそれほど聞かれない。

 しかし、石原はさらに高い基準を求めていく構えだ。「まだ足を引っ張ってしまうところもある。声をかけるところもそうだし、敦樹がキャプテンになったので同世代の選手たちで後押ししてまだまだやらないといけない。向上心を持ってみんなでやっていきたい」とこれまで以上の飛躍を誓った。

(取材・文 竹内達也)
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