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4選手退団の浦和が声明…堀之内聖SDが経緯を説明「ご不安を与えてしまい誠に申し訳ございません」

ゲキサカ / 2024年7月1日 18時29分

浦和レッズが声明を発表

 浦和レッズは1日、堀之内聖スポーツダイレクター名義での声明を発表。4選手が退団する経緯などを説明した。

 主将のDF酒井宏樹、副主将のDFアレクサンダー・ショルツが海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱。そして、MF岩尾憲が古巣の徳島へ復帰し、ローマから期限付き移籍で加入していたMFオラ・ソルバッケンの退団が発表された。

『ファン・サポーターのみなさまへ』と題した声明の中で、「4選手それぞれが、ファン・サポーターのみなさまから殊更に多くのご期待、ご声援をいただいていた選手であったことに加え、シーズン途中でキャプテンおよび副キャプテンが離脱したという事実を重く受け止めております」とコメントした。

 そして、「事案の重大性に鑑み、守秘義務との兼ね合いから多くの情報を開示することは叶いません」と前置きしつつ、「今般の経緯を以下にご説明させていただきます」と4選手の退団の経緯を説明している。

●酒井宏樹
「2021年6月に、リーグ・アン(フランス1部)のオリンピック・マルセイユから完全移籍で浦和レッズに加入してくれました。

当時、浦和レッズへの加入理由を「浦和レッズにはマルセイユのような特別なファン・サポーターがいて、僕に緊張感や責任感を与えてくれる」と語っていた通り、ピッチの内外を問わず自らとチームに対して良い緊張感を与え、そして情熱と責任感あふれるプレーを見せてくれました。

今回の移籍に向けた離脱については、重要な戦力であるという理由から慰留に努めましたが、「もう一度海外でプレーしたい」という本人の強い意向や、ヨーロッパを含め多くの選択肢がある中、トップフォームで浦和レッズに加入してくれたことへの感謝、これまでのチームへの貢献、そして経済面を含めたチーム全体の編成を熟考したうえで、苦渋の決断ではありましたが本人の意向を尊重することといたしました。」

●アレクサンダー・ショルツ
「2021年5月に、デンマーク・スーペルリーガ(デンマーク1部)のFCミッティランから完全移籍で浦和レッズに加入してくれました。

日本に限らず、これまでの経歴においても、異文化へのチャレンジを積極的に行う人間性は多くのファン・サポーターのみなさまがご承知のことと思いますが、選手やチームスタッフ、クラブスタッフは勿論のこと、ファン・サポーターのみなさまやメディアのみなさまなど、全ての人に対して分け隔てなく接する素晴らしい人間性とピッチ上で見せる高い技術と戦術眼、そして強いウィニングスピリッツでチームに大きく貢献してくれました。

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