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ブライトンの指揮を託された31歳ヒュルツェラー新監督「ここで大きなことを成し遂げたい」

ゲキサカ / 2024年7月3日 20時46分

ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー新監督

 ブライトンの新監督を務めるファビアン・ヒュルツェラー氏が就任後初の記者会見に出席し、意気込みなどを語った。イギリス『BBC』が伝えている。

 31歳のヒュルツェラー監督はロベルト・デ・ゼルビ前監督の後任として今夏に就任し、プレミアリーグ史上最年少監督となった。

 2023-24シーズンにザンクト・パウリをブンデスリーガ2部優勝と1部復帰に導いたヒュルツェラー監督は「ここでも、これまでと同じように働くつもりだ」と宣言し、新天地での意欲を示している。

「これが大きな仕事であり、大きな挑戦であることは自覚している。勇気と謙虚さが必要だ。自分自身とチームがやり遂げられると確信できなければ、やらない」

「私はフレンドリーなボスを自称している。サッカーは私の情熱だ。私はアイディアの力で選手たちを納得させようとしている。私は多くのことを学び、それによってより悪い監督にはならないだろう」

 ドイツ人指揮官は、新興勢力として存在感を高めるブライトンの哲学が自身にマッチしていることも強調している。

「全てのハイレベルなスポーツにおいて、データは本当に重要だと考えている。選手獲得であれ、メディカルであれ、何であれ、それを信じる人が(クラブに)いることが重要なんだ」

「このクラブのDNAと、分析的なデータに基づいたアプローチがとても好きなんだ。このスタイルと勇気あるプレーが好きだ。ここで大きなことを成し遂げたい。既成勢力に挑戦したい」

 ブライトンはデ・ゼルビ前監督の下、2022-23シーズンのプレミアリーグで6位と躍進し、クラブ初のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。しかし、2023-24シーズンは11位に終わり、ELもベスト16敗退となった。

 トニー・ブルーム会長はブライトンがトップ10の常連クラブになれると信じて高い基準を設定し続ける中、今回のヒュルツェラー監督の招聘について「ギャンブルだとはまったく思っていない」とコメント。「私たちは監督人事に多くの労力を費やした。これは私たちが持っていた選択肢の中で最もリスクの少ないものだった」と説明した。
●プレミアリーグ2023-24特集

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