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パリ五輪代表DF木村ら守備陣耐えた鳥栖、21歳FW横山の決勝弾で降格圏脱出!! 横浜FMは2020年以来の3連敗

ゲキサカ / 2024年7月3日 21時1分

パリ五輪代表入りが決まったDF木村誠二

[7.3 J1第16節延期分 横浜FM 0-1 鳥栖 ニッパツ]

 J1リーグは3日、第16節延期分1試合を行い、サガン鳥栖が横浜F・マリノスを1-0で破った。この日、パリ五輪日本代表入りが発表されたDF木村誠二ら守備陣が強力攻撃陣を完封。京都を抜いて17位に浮上し、降格圏を脱出した。一方の横浜FMは2020年11月以来3年半ぶりの3連敗となった。

 横浜FMのACL出場によって延期されていた一戦。ホームの横浜FMは前節の東京V戦(●1-2)から先発2人を入れ替え、DF加藤聖が9試合ぶり、FWエウベルが2試合ぶりに先発した。一方の鳥栖は前節の柏戦(●1-4)から6人を一挙に入れ替え、順天堂大4年生の特別指定選手DF井上太聖が左SBでプロデビュー。拓殖大出身ルーキーのMF日野翔太が初先発を果たした。[スタメン&布陣]

 まずは鳥栖が前半22分、左CKのこぼれ球から井上が右のサイド裏を取り、中央に戻すと、これを受けたMF河原創がクロスを配球。ニアでFW富樫敬真が頭で合わせたが、枠を外れた。すると直後、デビュー戦だった井上が足を痛めてプレーを中止。担架で運び出され、同25分にMF長沼洋一が投入された。

 なお攻める鳥栖は前半30分、左サイドでパスを受けたFW横山歩夢がカットインシュートを放つが、DF上島拓巳がブロック。一方の横浜FMは同32分、FWヤン・マテウスからの浮き球パスをエリア内で受けた加藤が左足で狙ったが、GK朴一圭のファインセーブに阻まれた。

 さらに鳥栖は前半34分、横山の持ち運びから敵陣を鮮やかに打開したが、FWマルセロ・ヒアンのループシュートが枠外。同44分、鳥栖は横山が左サイドの深い位置を取ると、折り返しのパスからFW日野翔太が左足で狙うも、GKポープ・ウィリアムのスーパーセーブに阻まれ、前半は0-0で終えた。

 後半も鳥栖が先に決定機を作り、3分、左サイドを突破した長沼の折り返しから日野がポケットを取り、折り返しにM・ヒアンが合わせたが、左足シュートは左ポストを叩く。同5分にはショートCKからの日野のクロスにまたもM・ヒアンが頭で合わせるも、ヘディングシュートはわずかに枠を外れ、立て続けの決定機を逃した。

 それでも後半8分、鳥栖が試合を動かした。自陣でのビルドアップで相手を引きつけ、DF原田亘のフィードを日野が前線で収めると、こぼれ球を拾ったM・ヒアンが最終ライン裏にDF松原健の股を抜きながらのスルーパスを供給。これに大外から走り込んだ横山が右足ワンタッチで流し込んだ。横山は2003年生まれの21歳。パリ五輪には届かなかったが、期待の若手が今季3ゴール目を決めた。

 その後は横浜FMが次々に交代選手を投入し、猛攻を展開。後半27分には木村の縦パスをエウベルがカットし、ドリブルで運んだが、シュートは木村にブロックされる。直後にはセットプレーからDF加藤蓮、FW植中朝日の途中出場コンビが次々に狙うも、古巣対戦の朴に阻まれた。

 その後も横浜FMは攻め続けたが、そのままタイムアップ。最後は木村ら守備陣が懸命に耐えた鳥栖が敵地で勝ち点3を奪った。

(取材・文 竹内達也)
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