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順大4年DF井上太聖がJ1先発デビュー!! 大胆起用に鳥栖・川井監督「難しい決断ではなかった」負傷を気遣う言葉も

ゲキサカ / 2024年7月4日 6時5分

順天堂大所属の鳥栖DF井上太聖

[7.3 J1第16節延期分 横浜FM 0-1 鳥栖 ニッパツ]

 サガン鳥栖の川井健太監督は3日のJ1第16節延期分・横浜FM戦で、順天堂大在学中の特別指定選手DF井上太聖(4年=堀越高)を先発でプロデビューさせた。井上は前半25分に無念の負傷交代となり、プレータイムを伸ばすことはできなかったものの、対面のFWヤン・マテウスに何度も食い下がるなど起用に応える奮闘を見せていた。

 井上は2020年度、堀越高で全国高校サッカー選手権でベスト8に進出し、翌年の日本高校選抜入りの経験を持つDF。順天堂大入学後も着実に成長を遂げ、今季開幕前に早くも鳥栖加入内定が発表されると、前節・柏戦(●1-4)から中2日で迎えたニッパツ三ツ沢球技場でプロデビューを果たした。

 横浜FMの右ウイングには強力ウインガーのヤン・マテウスが先発しており、厳しいマッチアップが強いられるかと予想されたが、井上は持ち前の対人能力と対応力で応戦。縦突破の選択肢を切りつつ、相手が得意とするカットインシュートへの警戒も怠らず、堂々のマッチアップを繰り広げていた。

 もっとも、最後は不運な結末となった。前半23分、井上は左CKのこぼれ球を右のサイド裏を拾い、中央に戻したが、そこで主審に右足を痛めたと申し出てプレーを中断。担架に乗せられ、手で顔を覆って悔しさをあらわにしながらピッチを後にした。その後、MF長沼洋一との交代となった。

 試合後、井上を大胆に先発起用した川井監督は「難しい決断ではなかった」と説明。「チームとして勝てていない状況で、僕個人として守りに入ることはできるが、それをやってしまうと鳥栖ではないし、自分ではない。彼のパフォーマンスが非常に良かったので使った」と起用理由を明かした。

 また「ケガをしてしまったのは申し訳ない」と負傷状態を気遣いつつも、パフォーマンスにも及第点の評価。「一歩踏み出せた部分は評価できると思う」と治療後の起用にも期待をのぞかせた。

(取材・文 竹内達也)
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