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鳥栖21歳MF日野翔太が初先発で存在感…運動量でもアピール「めちゃキツかったけどそこは気合いで」

ゲキサカ / 2024年7月4日 6時10分

MF日野翔太(写真右)

[7.3 J1第16節延期分 横浜FM 0-1 鳥栖 ニッパツ]

 サガン鳥栖MF日野翔太が今季初先発のチャンスで大きな爪痕を残した。前半44分にはペナルティエリア内左に侵入し、相手GKに阻まれながらも決定的なシュートで相手に脅威を与えると、後半立ち上がりにはポケットへの侵入からFWマルセロ・ヒアンの惜しいヘディングシュートを演出。また後半30分に交代するまでの間、豊富な運動量でチームの攻守を支え、降格圏脱出につながる勝利に大きく貢献した。

 日野は今季、大学4年生世代ながら拓殖大から鳥栖に加入し、いち早くプロ生活をスタートさせた21歳。ここまではなかなか出番を得られず、途中出場も5試合にとどまっていたが、連戦中のこの日、特別指定選手だった昨年11月の第33節・柏戦以来となる待望の先発機会が巡ってきた。

 相手は難敵の横浜FMということもあり、アピールのチャンスとしては申し分なし。「チームとしても大事な試合だったし、個人としてもこういうチャンスはなかなかない。何ができるかというところは意識していた」。70分間のプレータイムでも走行距離は10kmを超える大奮闘を見せた。

 その運動量が象徴的だったのは得点シーンだ。味方が最終ラインで組み立てをスタートすると、日野は相手のMF喜田拓也を引きつけながら低い位置にスプリント。これによって相手のマークが乱れ、DF原田亘のロングフィードがMF菊地泰智に収まり、M・ヒアンのパスがFW横山歩夢に通ってた。

 日野自身はこのプレーについて「キツすぎて全然覚えていない。ヒアンが抜けて、決めたみたいな感じだった」と率直に振り返りつつも、それを実現させた運動量には「めちゃキツかったけど、チームとしてやらないといけないと思ったのでそこは気合いで」と手応えを得た様子。「点に絡みたかった」と決して満足はしていない様子だったが、確かなアピールにつながる一戦となったはずだ。

(取材・文 竹内達也)
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