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「正直入れないかと」パリ五輪メンバー佐藤恵允の紆余曲折…大学生で初招集、常連組への道のり、最終予選で苦戦もパリへ「全試合全力で」

ゲキサカ / 2024年7月5日 10時23分

「なぜ代表チームに選ばれているのか、自分がいまできること、できないこと、取り組まなければいけないことをその期間で考えたり、誰かにアドバイスを聞いたりした。少しでも迷いがなくなるように、練習のなかで追求してきた」。明大の恩師・栗田大輔監督にもアドバイスを求めた。「守備の時間でも、自分がボールを奪ったときにどう攻撃に転じて、自分のプレーができるか。ポジショニングの部分をすごく言われた」と気づきを語った。

 メンバー発表会見で大岩監督の口から佐藤の名前が出た瞬間、知り合いからは30件近くのメッセージが届いた。「応援してもらえているし、支えてもらっていると感じた」。メンバーにはオーバーエイジ(OA)は不在だが、逆境を乗り越えてきた佐藤は改めてメダルへの思いを語る。

「アジア最終予選のときも、この世代ではパリ五輪に行くのは厳しいという声もあった。そこでもメンバーのなかでパリ五輪決めるぞと、アジア杯王者としてオリンピックに行くぞと話した。OAなしでこの世代じゃ難しいだろうと言われているなかで、そういうのも含めてやってやろうという気持ちはある」

 このチームでは誰よりも長い道のりを経て、パリ五輪に向かう。「日の丸を背負った18人のうちの一人として、全試合死ぬ気で全力で勝ちに行ってメダルを取りたい」。悔しさを晴らすチャンスを手に、フランスでの躍動を誓った。

(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)

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