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アルゼンチン救うPKセーブ! 興奮の守護神E・マルティネスが腰うねうねダンス、メッシ「彼はこういうときすごく大きくなる」

ゲキサカ / 2024年7月5日 14時43分

GKエミリアーノ・マルティネス

[7.4 コパ・アメリカ準々決勝 アルゼンチン1-1(PK4-2)エクアドル ヒューストン]

 PK戦の先攻1人目で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが痛恨の失敗。だが、GKエミリアーノ・マルティネスは嫌な雰囲気を気にせず。直後にエクアドル代表の1人目、2人目を止め切った。

 前半に先制したアルゼンチンだったが、後半アディショナルタイム1分過ぎに失点を喫した。そのまま後半は終了し、延長戦がないレギュレーションのため、決着はPK戦の結果に委ねられた。

 先攻のアルゼンチンはメッシが1人目を務めた。流れを掴みたいメッシは、ゴール正面にチップキックを放つ“パネンカ”を放った。相手GKのタイミングをずらし、ボールは無人のゴールに向かったが、高さを出しすぎたためにクロスバーに直撃。意表を突いたキックは決まらず、アルゼンチンは絶対的エースであるメッシの失敗というダメージを負ってしまった。

 だが、E・マルティネスにとって、メッシの失敗は関係なかった。アルゼンチンメディア『TYCスポーツ』は、試合後の選手たちの様子を伝える。メッシは「彼はこういうとき、偉大で大きな存在になるんだ」とPK戦時のE・マルティネスへの信頼を口にする。

「彼はPKにものすごく自信を持っている。試合前でさえ、PKになっても落ち込むなと話していた。彼はそういうマインドなんだ」

 E・マルティネスはエクアドルの1人目を華麗に止め切ると、2人目のシュートも阻む。好セーブの後には、腰をうねうねさせるダンスを披露。アルゼンチンに勢いをもたらし、4-2での勝利に大きく貢献した。

 試合後、E・マルティネスは涙を浮かべた。フラッシュインタビューでは「私はみんなに言ったんだ。まだ家に帰る準備ができていないと」と熱い思いを語っていた。
¡A SEMIFINALEEEEEEEEES! ¡TE AMAMOS, DIBUJITO! ¡TE AMAMOS! pic.twitter.com/umkLmr47Qd— TyC Sports (@TyCSports) July 5, 2024
●コパ・アメリカ(南米選手権)2024特集

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