2-2ドロー決着…川崎FはFW遠野大弥&MF橘田健人弾で逆転も磐田の10番MF山田大記が後半AT同点ゴール
ゲキサカ / 2024年7月6日 20時39分
[7.6 J1第22節 磐田 2-2 川崎F ヤマハ]
J1リーグは6日、各地で第22節を開催した。ヤマハスタジアムでは、16位ジュビロ磐田と15位川崎フロンターレが激突。2-2で引き分けた。
勝ち点23で下位に沈む両チームの対決。磐田は2試合ぶり、川崎Fは5試合ぶりの白星を狙った。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。
川崎Fは前半6分、MF脇坂泰斗が遠めから狙うも、ここはGK川島永嗣のセーブに遭った。同14分には敵陣右サイドの高い位置でMF大島僚太がボールを奪うと、ダイレクトパスを受けた脇坂が反転からゴール前に配給。FW小林悠のシュートは左ポストをかすめた。
すると先にスコアを動かしたのはホームチーム。磐田は前半20分、ペナルティエリア手前でボールを受けたMF金子翔太が強引に右足を振ると、相手選手に当たってディフレクション。そのボールを回収したFWジャーメイン良がゴールに突き刺した。
川崎Fは1点ビハインドのまま前半を折り返すと、後半もボールを握って反撃を試みる。すると後半6分に同点ゴール。最終ラインからパス数本で敵陣に入っていくと、小林のラストパスで相手DFの背後に抜け出したMF遠野大弥が流し込んだ。
同点ゴールを許した磐田はその直後にアクシデント。守護神の川島が左足を痛めた様子で交代を要求。磐田U-18、立正大出身のルーキーGK杉本光希が緊急出場する形でJ1デビューを果たした。
試合は終盤にかけて川崎Fがボールを握って支配。すると後半35分、左サイドでコーナーキックを得ると、脇坂がすぐさま近場のMF家長昭博に繋いで相手の陣形を崩す。MF山内日向汰の仕掛けからのシュートは相手のブロックに遭ったが、こぼれ球に反応したMF橘田健人が遠めから右足で流し入れた。
逆転を許した磐田。それでも交代枠を使いながら同点ゴールを狙うと、後半アディショナルタイム2分に試合を振り出しに戻した。敵陣中央でボールを収めたジャーメインがそこから仕掛けていくと、ペナルティエリア内でDF大南拓磨に奪われるも、大南のバックパスをGKチョン・ソンリョンが滑って処理しきることができない。クリアが短くなったところをMF山田大記が詰めて同点とした。
試合は2-2でタイムアップ。2連勝を目指した両チームだが、勝ち点1を分け合うこととなった。
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