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山田楓喜の一発退場響いた東京V、山見2戦連発も連勝ならず…C大阪FWレオ・セアラがJ1トップ独走の16ゴール目

ゲキサカ / 2024年7月6日 20時44分

 それでも後半3分、東京Vが先に試合を動かした。スローインを起点としたハイボール攻撃で押し込むと、ペナルティエリア内に突っ込んだMF綱島悠斗がMF奥埜博亮に蹴られてPKを獲得。これを山見が冷静に決めた。山見は前節に続いて2戦連発。前半からのハイパフォーマンスを結果に結びつけた。

 東京Vは後半14分、齋藤と山見に代わってMF見木友哉とFW染野唯月を入れ、5-3-1布陣の中盤両脇にエネルギーを追加。一方のC大阪も次々に選手交代を行い、ドリブラーのMF柴山昌也を中心にゴールに迫っていった。

 そうして迎えた後半31分、C大阪がついに追いついた。左サイドを一旦深くえぐったところから攻撃をやり直し、MF田中駿汰がスルーパスを送ると、うまく抜け出したのはレオ・セアラ。今季得点ランキング首位を独走するエースが右足で冷静に流し込み、FWアンデルソン・ロペス(横浜FM)を4点差に引き離す今季16点目を決めた。

 その後はC大阪が一方的に敵陣で試合を進めたが、アディショナルタイムには途中出場DFジャスティン・ハブナーのヘディングシュートが枠を外れるなど、チャンスを活かせず、そのままタイムアップ。互いに勝ち点1を分け合い、C大阪の連勝は2で止まったが、これで8試合負けなしとなった。

(取材・文 竹内達也)
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