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首位町田にシーズンダブル…攻撃的布陣も名古屋、泥沼4連敗「開幕3連敗とは状況が違う」「チャレンジは続けたい」

ゲキサカ / 2024年7月7日 1時11分

首位町田にシーズンダブル…攻撃的布陣も名古屋、泥沼4連敗「開幕3連敗とは状況が違う」「チャレンジは続けたい」

[7.6 J1第22節 町田1-0名古屋 Gスタ]

 連敗は4に伸びた。敵地で首位撃破に臨んだ名古屋グランパスだったが、前半に先制点を奪われるなど、主導権を握られてしまう。後半はFW永井謙佑の投入もあってやや勢いを取り戻したかにみえたが、内容面でも完敗。FC町田ゼルビアを相手にシーズンダブルを許すことになった。

 この日はここまで20試合に出場してきたDF三國ケネディエブスが累積警告で出場停止。代わりに普段ボランチのDF稲垣祥が3バックの一角に入り、MF森島司がボランチ起用される攻撃的な布陣が敷かれた。しかしシャドーで先発したMF中山克広とMF榊原杏太のところで上手く機能せず、前半から思うようにチャンスを作れなかった。

 長谷川健太監督も「今日に関してはなかなかフィットしなかった」と榊原や中山のプレーについて言及。ただ「きょうはひとつのチャレンジとして上手くいかなかったところはあったが、チャレンジは続けていきたい」とすると、「下を向いても仕方がないので、前を向いてやっていきたい」と顔を上げる。

 また連敗数は今季の開幕3連敗を上回ったが、「形は出来ているし、怪我人も戻ってきた。開幕の3連敗とは状況が違う。ひとつ状況が変われば、変わってくる」と強調。その理解は選手たちにもあるようで、稲垣が「自分たちでこの状況を変えるという強い思いをさらにもっていかないといけない」と話せば、主将GKランゲラックも「(この結果は)チーム全員が責任を負うこと。次の試合でこの状況を変える機会があるので、前を向いてやるだけだと思います」と立て直しを誓った。

(取材・文 児玉幸洋)
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