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高校屈指のボールハンターが鮮烈ミドル弾。市立船橋MF峯野倖は攻守で違いを示し、結果を残して評価を変える

ゲキサカ / 2024年7月7日 8時39分

前半45+4分、市立船橋高MF峯野倖(3年=JFAアカデミー福島U-15 WEST出身)がミドルシュートを決め、1-1

[7.6 プレミアリーグEAST第11節 尚志高 4-1 市立船橋高 仙台大学サッカーフィールド郡山]

 高校年代屈指のボールハンターが、素晴らしいミドル弾でプレミアリーグ初ゴールを決めた。0-1の前半アディショナルタイム、市立船橋高(千葉)は中盤中央でテンポ良くボールを動かすと、MF峯野倖(3年=JFAアカデミー福島U-15 WEST出身)がミドルレンジから右足を振り抜く。

「打った瞬間に、入ったかな」と思ったという一撃は鋭い弾道でゴール右上隅へグサリ。「ロングシュートは最近、結構自主練で結構やるようにしていて、それが上手く入ったので良かった」と微笑んだ。
前半45+4分、市立船橋MF峯野倖のミドルシュートで1-1
 峯野は高校1年時にU-16日本代表選出。昨年のインターハイでは大会優秀選手に選出されている注目ボランチだ。脳震盪の影響によって、昨年度の選手権に出場することはできなかったが、ボール奪取力、セカンドボール回収力の高さは全国トップレベルにある。

 守備面を評価されることが多いが、水準以上の技術力も備えている。「(今年は公式戦で)ドリブルで結構上がるのもできている」というように、中盤で失わずに前進するドリブル、縦パスを差し込む面でも中心になっている。

 U-17日本高校選抜のチームメートからハッパを受け、自分に求めるものも高くなっているようだ。「久保原(心優)とかにも高校選抜行って、『ボランチが違う』って言われて、自分はあんまいいボランチじゃないって言われてるんで。見してやりたいですし、絶対代表とかも入っていきたいんで、攻撃でも、守備でも違いを見せれるように頑張っていきます」。上のステージに立つためには結果も必要だ。

 この日は、ボールを保持して主導権を握っていたが、チーム全体のフィニッシュやラストパスの精度を欠いて得点は峯野の1得点のみ。峯野自身も守備面でボールを奪い切れずに相手のカウンター攻撃を増やしてしまったことを反省する。そして、「ようやく決めて嬉しいんですけど、負けたんで」と悔しがった。

 チームは未勝利のままプレミアリーグ前期を終了。ここからゴール前の攻守などをより徹底してインターハイへ向かう。「まずはもうインターハイは絶対優勝して、プレミアリーグも来年の世代のために絶対全員で残していきたいし、選手権も絶対優勝したいです」。チームで結果を残すことに集中。白星を重ね、チームと自身の評価を変える。

(取材・文 吉田太郎)

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