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森保監督がEURO視察で感じたベースの重要性「代表ではそこまで突き詰めてはやらないんだなと」

ゲキサカ / 2024年7月8日 11時55分

「選手の招集人数は23人、26人であったりと思うが、違うクラブから招集する代表チームにおいて、選手たちは日頃23通りの戦術、26通りの戦術でやっている。日本人の選手に合ったこと、チームに合ったことを戦術的にいろんなプランを持たないといけないが、試合まで準備できる時間が少なく、練習をしないで試合をしなければいけないかもしれない中、どうやってどうやってシンプルに選手たちが戦術の絵を持てるか。EUROを見させてもらってベースの部分(の重要性)が非常に大きいなと感じた」

 そうした中、「日本が出ていたらどこまで進めるか?」という報道陣からの質問に「そこは決勝と言いたいです」と笑顔で答えた森保監督。「ヨーロッパの中でW杯と同等の盛り上がりがあり、国と国との戦いという部分ではそれ以上の部分がある。移動が容易で両国のサポーターがスタジアム付近に来やすい。チームもそうだが、サポーター同士の熱い戦い、熱い思いがピッチ上に伝わる大会だと思った」と大会ムードの面でも刺激を受けた様子で、「各国の要人の方々も試合を見に来られている方々が多かったし、日本での大会、試合であったり、アジア杯もヨーロッパ選手権のように盛り上がるように、日本とアジアのサッカーがさらに発展して、盛り上がっていければいいなと思う」と将来的なビジョンも口にしていた。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア最終予選特集●EURO2024特集

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