熊谷紗希が語るW杯と五輪の“違い”「世界大会という意味では同じだけど…」
ゲキサカ / 2024年7月8日 20時42分
ワールドカップ優勝を知るDF熊谷紗希(ローマ)が再びなでしこジャパンのキャプテンに就任した。2017年からキャプテンを務め、2019年W杯、21年東京オリンピック、23年W杯と3度の世界大会をけん引。「結果を含めて最高の大会にしたい。そのためにキャプテンとしてやれることはなんでもやりたい」と気を吐いた。
すでに6月のメンバー発表会見で池田太監督が熊谷のキャプテン続投を明言。だが、熊谷は8日の国内合宿初日に改めて池田監督からキャプテン就任を伝えられたという。
長らくチームをけん引してきたからこそ、理解したことがある。それは「一人で作るチームではない。みんなで作ったからこそいいチームができる」(熊谷)ということ。「いい意味でみんなの助けをもらいながら、キャプテンとしていいチームができる流れを作っていけたら。今から変えることはないけど、そういうチームを作っていけるようにみんなでやっていきたい」。昨年のW杯からメンバー編成は大きく変化なし。だからこそ「チームとしての方向性は心配なく、今まで通りやっていけるし、もっと高めていける」と自信をのぞかせた。
なでしこジャパンはW杯では2011年ドイツ大会で優勝を成し遂げた。一方、五輪は12年ロンドン大会の銀メダルが最高。両方をピッチで体感した熊谷は、五輪で活躍する意味を語る。
「W杯は基本的にはサッカーが好きな方が観てくれるもの。オリンピックはどの競技もあるし、そこまでサッカーに興味がない方でも観てくれる機会がある。世界大会という意味では同じだけど、ここでの結果が女子サッカーの未来につながる」
アンダーカテゴリで出場する男子サッカーと異なり、女子サッカーはW杯と同様にフル代表で挑む。女子サッカーのトップオブトップを、日本国民に知ってもらう大きなチャンスだ。「そういう意味でもしっかり覚悟と責任を持って、オリンピックで結果を出せるように戦いたい」。自身のサッカーキャリアでもっとも長い時間を過ごしたフランスで、最高の戦いを見せつけるつもりだ。
(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)
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