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途中出場FW宇佐美貴史がチームを救う豪快V弾! G大阪がJ3宮崎を振り切り天皇杯ベスト16進出

ゲキサカ / 2024年7月10日 20時59分

決勝ゴールを挙げたFW宇佐美貴史(写真は4月)

[7.10 天皇杯3回戦 G大阪 2-1 宮崎 いちご]

 天皇杯3回戦が10日に開催され、ガンバ大阪(J1)はいちご宮崎新富サッカー場でテゲバジャーロ宮崎(J3)に2-1で勝利した。4回戦(ラウンド16)の組み合わせ抽選会は12日に実施され、試合は8月21日(予備日は8月28日)に行われる。

 立ち上がりから相手を押し込んだG大阪は前半10分に先制した。ペナルティエリア左でFWイッサム・ジェバリのキープから、追い越したMF食野亮太郎がグラウンダーのクロス。ファーのMF山下諒也は合わせられないが、流れたボールを自ら回収し、後方のMFファン・アラーノにつなぐ。さらにファン・アラーノが中央へパスを送ると、フリーのMFネタ・ラヴィが右足でミドルシュート。ディフレクションがあってゴール左に吸い込まれ、大会初得点を挙げた。

 その後もゴールを襲ったG大阪が追加点を奪えずにいると、後半9分に宮崎がゲームを振り出しに戻す。ハーフタイム明けから投入されていたMF井上怜が左足で高精度のクロスを供給。うまくDFの間にポジションを取ったFW橋本啓吾がジャンプしながら頭で合わせ、右ポストの内側を叩いたシュートがネットを揺らした。

 追い付かれたG大阪は後半19分にFW宇佐美貴史とDF福岡将太、同28分にMFウェルトンを投入。すると“青黒の至宝”がすぐに大仕事をやってのける。

 後半29分、宇佐美がペナルティエリア左にスルーパスを送り、ウェルトンがマイナス気味に送ったボールをイッサム・ジェバリがスルー。ペナルティエリア中央にフリーで顔を出した宇佐美が右足で豪快に蹴り込み、勝ち越しゴールを挙げた。

 G大阪は宮崎の反撃を抑え、2-1で逃げ切りに成功。2年ぶりのベスト16進出を果たした。
●第104回天皇杯特集

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