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松木玖生にエール送った長友佑都「僕もトルコは大好きな国」「最低でも10年は向こうで」

ゲキサカ / 2024年7月13日 22時55分

海外移籍のMF松木玖生

[7.13 J1第23節 FC東京 2-0 新潟 国立]

 海外移籍手続きのため13日限りでFC東京を離脱することが発表されたMF松木玖生が同日、J1第23節・新潟戦で後半16分から出場し、国内でのラストマッチを終えた。試合後、松木が加入した2022年から共にプレーしてきたDF長友佑都が報道陣の取材に応じ、日本の未来を背負う17歳年下の後輩に熱烈なエールを送った。

「可能性は皆さんも思っていると思いますけど、無限じゃないですかね。それは彼のサッカー選手としての実力もそうだし、人としての強さ、パーソナリティという意味では日本サッカー界の宝だなと思います」(長友)

 スポーツ紙の報道によると、松木はイングランドのサウサンプトンに完全移籍した上で、来季はトルコ1部のギョズテペに期限付き移籍してプレーする模様。長友は18年1月から20年夏にかけてガラタサライでプレーした経験を持っており、自身の経験を踏まえて松木のトルコ挑戦に太鼓判を押した。

「いいんじゃないですか。トルコは非常にサッカー熱が高く、親日国ということで日本人は温かく迎えられると思う。僕もトルコは大好きな国だったので、玖生にも伝えたけど、歓迎されて、彼なら1年で飛躍してまたステップアップできると思う」

「ガラタサライとかフェネルバフチェなど4、5チーム強いチームがあって、いい選手もいる。彼らのアウェーの熱狂的な、なかなか日本で感じられない熱を感じながら、もう一つステップアップできるかというところで、彼なら黄金の道に進むんじゃないかなと思います」

「ただこれからは助っ人外国人として見られるので、そこは想像以上の厳しさが彼には待ち受けていると思うけど、彼ならやれるでしょうね。最低でも10年は向こうで戦ってきてほしいなと思います」

 次なる共演の舞台は日本代表となる。長友は今年3月からA代表復帰を果たし、前回の6月シリーズも連続して招集されている一方、松木はいまだ招集経験なし。それでも長友は「もちろんそれが目標」と共演にモチベーションを燃やしつつも、「彼は遅かれ早かれ来ると思うので、僕がしっかりと頑張らないといけない」と自身の生き残りに決意を語った。

(取材・文 竹内達也)
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