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日本女子vsガーナ女子 試合後の池田太監督会見要旨

ゲキサカ / 2024年7月14日 12時22分

──事前に想定していたガーナと、実際に戦ってみた違いはあったか。
「これまでの試合を観ていたなかで、ロングボールやセカンドボールを拾ってからの攻撃というということもあったので、ミーティングでも共有していた。また前日の会見で、相手の監督もしっかりボールをつないでいくと言っていたので、そういったことにトライしてくるということも考えられるということは、選手もミーティングのなかでも話していた。実際にピッチに立って戦ってみたら、やはりロングボールというよりは少し勇気を持ってボールをつなごうということはベンチから声がかかっていたので、そういうことにトライしているんだなと思った。それに対してどうしていこうかというところで、相手の退場者も出て、そういう準備していたことと、実際にピッチで起こることの対応というところはできた」

──監督が言及されていたポリバレント性が発揮された試合になったか。
「一人の選手のポリバレント性もあるが、やはり18人、22人、そういった人数のなかで中2日の試合を戦っていくうえでは、一人の選手もいろんなポジション、役割、そういったことを経験する時間も考えていた。そういった意味では、それぞれのポジションに入ったときのプレーはできた。まだまだ質を上げていかなきゃいけない部分も多くあるが、そういった部分では経験値も含めて、できたこともあったと思う」

──アンダー世代を指揮していたときから長く過ごしている選手も多い。改めてどのような強みを世界に見せていきたいか。
「もちろんアンダー世代で戦ってきた選手もいるが、これまでなでしこジャパンを支えてくれた選手も含めて、チームの状態、コミュニケーション、ピッチ内外でも、そういったプラスの要素は大きいチーム。そういった全員の力をひとつのベクトルに乗せて、勝利という方向を持って戦えることはこのチームの強みでもある。そういった部分は、パリに入ってからさらにフォーカスして、同じ方向を向いていくんじゃないかなと思う」

──前半の4-3-3布陣は、どういうところを少し変えるとよりスムーズに行くと考えているか。
「距離感の部分ではそんなに悪くない部分もあった。出し手受け手のタイミング、受け手が準備をできていないときに、それぞれボールホルダーの感覚でボールを離してしまっている部分もあった。受け手と出し手のタイミングだったりお互いのやることの共有は、さらに精度を上げていければ。またコンビネーションとか、ボールのつながりはもう少しできたと思うし、コンディションでは反応の部分も含めて、これから初戦に向けて積み上げていければ」

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