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[MOM4763]前橋育英MF石井陽(3年)_PA外側から右足一閃。チームの課題に対して主将が「自分から発信していこうと」先制弾。

ゲキサカ / 2024年7月14日 20時31分

前半15分、前橋育英高MF石井陽主将(3年=前橋FC出身)が先制ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.14神栖ワールドユースフットボール予選リーグ マドリード選抜 0-3 前橋育英高 神栖市矢田部サッカー場]

「インハイ負けて、より一層自分の弱さとか明確になったので、その弱さをこの期間で伸ばしていかないといけない」。悔しさを糧に進化を目指す注目ボランチが、先制点を叩き出した。

 前半15分、前橋育英高(群馬)MF石井陽主将(3年=前橋FC出身)が、敵陣のPA外側でこぼれ球を拾うと、右足一閃。低い弾道でゴールへ向かった一撃は、この日好守を連発していたマドリード選抜GKダニエル・ブラーボを破り、先制点となった。

 石井は、この後にもミドルレンジからグラウンダーの左足シュート。2年時から先発を務めるボランチは、以前に比べて積極的にゴールを目指す姿勢が印象的だった。特長のゲームメークや攻守におけるハードワークだけでなく、高い位置での崩しに精力的に加わり、シュート。チームが得点力を課題にインターハイ予選で敗退したため、主将は自分から変わろうとしていた。

「負けてから『育英は点を取れない』というイメージがあるので。キャプテンの自分から発信していこうと。(今日の得点シーンは)普段だったらあそこでパスとかちょっと逃げるプレーというか、味方を使う選択をしていたと思います。(これまでミドルシュートは打ってもフカしてしまうことが多かったため、)意識して低いシュートで、当たってもコース当たって入るくらいのイメージだった」

 本人も納得のゴール。「高い位置でのプレーや結果を出すプレーは自分に足りないところだったので、そこは意識していました」。石井はチャレンジしたパスをカットされるシーンもあったが、ゴール以外でも自分よりもサイズの大きなスペイン人選手たちに攻守で存在感のある動き。「攻撃でリズム作るところや人より走る、運動量とかチームのためにプレーに徹するところは通用したかなと思います」と胸を張った。

 この夏、少しでも成長してシーズン後半へ。「しっかり勝ちというところにこだわって、さらにレベルアップしたい」。名門校のリーダーは秋冬に飛躍するため、チームメートとともに貪欲に夏を過ごす。

(取材・文 吉田太郎)

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