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「神栖ワールドユースフットボール」で先制点演出。鵬学園の強力MF猪谷悠太は九州王者と初戦のインハイへ「自信に」

ゲキサカ / 2024年7月15日 2時8分

鵬学園高の強力MF猪谷悠太(3年=かほくFCジュニアユース出身)がゴールへ向けて前進

[7.14神栖ワールドユースフットボール予選リーグ 明秀日立高 1-1 鵬学園高 神栖市矢田部サッカー場]

 鵬学園高(石川)の強力MF猪谷悠太(3年=かほくFCジュニアユース出身)は、「第1回神栖ワールドユースフットボール」の明秀日立高(茨城)戦で先制点を演出。チームは1-1で引き分けたが、7月27日初戦(対日章学園高)のインターハイへ向けて自信をつけたようだ。

 明秀日立は、昨年のインターハイ王者。猪谷は前半から推進力のある動きで決定機も作り出すと、後半立ち上がりに「強気のクロスで速いボールっていうのは試合前から意識していた」という言葉通りのクロスでMF能勢翼(3年)の先制点を演出した。

 日本代表FW前田大然(セルティック)を目標の選手に挙げる猪谷は、力強い縦突破が最大の武器。グイグイ前に出る動きは中学時代からのプレースタイルだったが、鵬学園での3年間によって、「ドリブルだけじゃなくて、やっぱり周りを使って動き出したり、しっかり味方を使いながら自分の強みを活かせるっていうのが成長したところ」。メンタル面も変わったという。

 昨年末の鹿児島遠征では、一際大きな声を出していた一方、勝ちたいという気持ちが強すぎて味方に強く当たってしまう部分もあった。そこから「この震災を経て、チーム一丸となってやるってことになって。(みんな我が強いが、)それプラスやっぱり助け合いながら 1つ1つの意見を大事にしてやってきました。(個人としても)チームのプラスになるような声っていうのを心がけてやってきて、そういうところは変わったと思います」。2週間後のインターハイでは「まずはチームが勝つことを意識して、自分の武器を出せればなと思います」と意気込んだ。

 この日、鵬学園は明秀日立相手に強度の高い攻防戦。引き分けたものの、赤地信彦監督も前向きな評価をしていた。インターハイ初戦で戦う日章学園(宮崎)は6月の九州大会優勝校だが、猪谷は「全国制覇しているチームとも結構やれたんで、日章(学園)相手でもこのまま気を落とさずにやれれば必ず勝てるなっていう自信にはなりました」。「第1回神栖ワールドユースフットボール」最終日の15日は第1試合でマドリード選抜(スペイン)と対戦。「成長できる課題を見つけるっていうことを目指して2日間(14日、15日)やっていきたい」というMFは、スペインのタレント相手に自分自身、またチームが現時点でできることとできないことを学んで石川に持ち帰る。

(取材・文 吉田太郎)

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